内容説明
一ノ瀬恵梨香は謎多き町でメフィスト・コンサルティング特別顧問のダビデと出会う。一方、ＩＴ産業の帝王・陣場輝義は、萩原県で埋蔵金発掘プロジェクトを推し進める。巨額のカネをめぐり、熾烈な利権争いが展開される。岬美由紀が地下２００メートルで見た“真実”とは！？エンタテイメントの頂点を極めたシリーズ最高峰。手に汗を握らざるをえない、美由紀、恵梨香、ダビデの運命が交錯する最高傑作下巻。
著者等紹介
松岡圭祐［マツオカケイスケ］
１９６８年１２月３日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まあか
37
無職だったり、ニートだったり、萩原県に住む事情を抱えた人たち。美由紀は1人として、見捨てない。優しさに感動した。恵梨香とも、心を通わすことができて、良かった。続きも楽しみます( ´∀｀)2023/05/18
そのぼん
19
埋蔵金の正体には驚かされました。今回は主人公岬美由紀もさることながら、一ノ瀬恵梨香の出番もかなり多かったです。2012/11/24
ささみ@超低ログイン中です、ゴメンナサイ
14
途中でかなり脇道にそれて別のものを読んでいたので、終わるまでに時間が掛かりました。恵梨香と、わかり合えてよかった。2015/08/08
MarsAttacks!
12
上巻で広げた大風呂敷、これをどう岬美由紀がたたむのか期待が高まる下巻ですが、結構都合よくあっさりとたたまれちゃいました。今回は岬美由紀の活躍と試練は控え目に、その代わりに、もう一人の主人公一ノ瀬恵梨香との反目やダビデとの会話などで、人間味を増そうとしているような感じを受けました。クラシックシリーズもあと２作ゴールが見えてきました。2011/10/11
sakadonohito
9
悪くはないけど上下巻にするほどのものかなぁ。というのが正直な感想。外伝的作品「蒼い瞳とニュアージュ」の一ノ瀬恵梨香も登場しダブルヒロインのような作品。それぞれの立場・視点からの葛藤もありつつエンタメ作品として無茶苦茶すぎてバカエンタメの領域に入っていると思った。「今回は地味めのクライマックスなの」なんてメタ発言も飛び出す。2024/07/18
