角川文庫<br> 蒼い瞳とニュアージュ〈2〉千里眼の記憶

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角川文庫
蒼い瞳とニュアージュ〈2〉千里眼の記憶

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043836147
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

DV相談会に現れた頬に無惨な痣のある女性。元臨床心理士の一ノ瀬恵梨香は鋭い観察力で彼女の本当の目的を見抜き、その人生を救う。それが大事件の序章とも知らずに。一方メルセデス・ベンツばかりを狙う盗難事件が相次ぐ。盗難車を追う恵梨香が見たのは、数百台ものヘッドライトで描かれた巨大なスリーポインテッド・スターだった。この愉快犯の狙いは?そして恵梨香を苛む千里眼の記憶とは。

著者等紹介

松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計500万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメ吉

50
一気読みしてしまった。前作で残った疑問が岬美由紀と一ノ瀬恵梨香の接点というカタチで解消した。 本作のキーワードは『ドリトル現象』。Dr.ドリトル?動物たちと喋れるヤツか?と思ったらやっぱりソレでした。恵梨香もネコや動物たちとと会話しながら解決へ向かいます。宇崎君との関係もスッキリしませんで残念な感じ。美由紀と恵梨香のコラボもなく中途半端な感じ。 でも、ストーリーに引き込む不思議な魅力はさすが松岡圭祐作品。ムダな?プチ雑学も随所に盛り込まれてて楽しめました。2018/12/21

yukision

47
前作の『蒼い瞳とニュアージュ』の続編であり、この後『千里眼とニュアージュ』に繋がる設定。メルセデス・ベンツばかり盗まれ、その中には恵梨香の愛車も含まれていた。事件を追ううち、自らの過去の記憶と向き合うことになる。車好きの人ならなお楽しめそう。2020/12/18

神太郎

27
一ノ瀬恵梨香が主人公の二作目。彼女単体のストーリーはここまでか。今回はPTSDを発症したりと万全の状態ではないながら、悪戦苦闘する恵梨香を観ることができた。前回は見た目とのギャップで楽しんだが、今回は彼女にも心の古傷があって…という展開が完全無欠ではないという演出でよかった。千里眼との関わりはこの巻では軽くって感じですね。怪しいワードがエピローグ辺りで出てきており、多分こっちで千里眼ともう少し深く関わっていくのではないかな?と予想してます。よし、また千里眼クラシックシリーズに戻るか!2025/05/04

sakadonohito

12
一ノ瀬恵梨香の2作目。相手?が底抜けにヤベー奴だった。ボリュームが多くないのと相手が悪者過ぎたのもあって、内容が薄っぺらく感じてしまった。千里眼シリーズの箸休めとしてはまぁいいかな?2024/05/22

zanta

9
30/1/30/2017 悪役があり得ないくらいあくどくて、解りやすい。岬とは完璧さが違って、好感が持てる。2017/01/30

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