出版社内容情報
すべてはここから始まった。作家デビュー10周年記念企画始動!レジェンドはここから始まった。戦うカウンセラー岬美由紀の活躍の原点を描く『千里眼』が大幅な修正加筆を得て生まれ変わった! 究極のエディションがついに角川文庫に初登場。旧シリーズの完全版を手に入れろ!
松岡 圭祐[マツオカ ケイスケ]
著・文・その他
内容説明
房総半島の先にそびえる巨大な観音像を参拝に訪れた少女。突然倒れたその子のポケットから転げ落ちたのは、度重なるテロ行為で日本を震撼させていたあるカルト教団の教典だった…。すべてはここから始まった!元航空自衛隊の戦闘機パイロットにして、現在戦う臨床心理士岬美由紀の活躍を描く、千里眼シリーズの原点が、大幅な改稿で生まれ変わり、クラシックシリーズとして刊行開始!待望の完全版。
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作『千里眼』シリーズは累計500万部を超える人気作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
100
『高校事変』を読んで、こちらにも挑戦。以前、途中で投げ出していたシリーズだったが、前回と印象が変わった。F15パイロットをやめ臨床心理士という変わり過ぎた経歴。あまりに荒唐無稽と毛嫌いしていたが、最後まで読んでみたら結構面白かった。読書経験が深まってきたら、小説の瑕疵としか思えない部分が却って魅力的に思えるようにもなってきた。多少尖った設定こそが魅力なんだなぁと。2025/06/01
勇波
66
久々に「万能鑑定士」の続きでも読もうかなぁ〜って、松岡さんの棚見てたんですけどね。何気に懐かしの「千里眼」。ん?!完全版?知らんかったな。ってなことで久々の岬美由紀さんです。やっぱ面白いですよね。まさに読む映画。圧倒的なスケールのデカさ。。ページを捲る手が止まりませぬ。自分の中で『千里眼』熱が再燃する予感★2016/05/03
七色一味
60
読破。痛快!爽快! 2月最後の本は、F15を駆り、GSX1100に跨がり、ジャッキーチェンもびっくりのハードなアクションをこなし、ジェット•リーも真っ青な少林寺拳法の使い手にして「千里眼」の持ち主岬美由紀の活躍を描く、ジェットコースターアクション小説です。これも、どれがシリーズ第1作めかわからないんですが、クラシックだし1って書いてあるから、これだろう(笑) 途中、冗長な章もあってちょっとウンザリもしましたが、そのスピード感はたまりませんな。結構分厚いですが、一気読みです。2014/02/28
まあか
52
想像以上にスケールが大きくて、驚いた‼️日本の危機が書かれている‼️読みやすくて、スラスラ読んだ。岬美由紀、カッコ良すぎる🥰ファンになりました☺️臨床心理士という仕事にも興味があるが、主役が臨床心理士って設定もなかなかないので、大興奮!続きもぼちぼち読んでいきます♪2021/10/03
神太郎
33
wikiとかで調べても千里眼シリーズ新旧シリーズがたくさんあるからどういうことかと思ったらこちらのクラシックシリーズ旧シリーズを指しており完全版はご時世柄等を反映し全面刷新したのだそうです。テンポは高校事変に近い雰囲気。催眠シリーズの系譜だと思ってたからわりかしこんなにアクション盛りかつスーパーヒロインものだとは思わなんだ。2024/12/25