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角川文庫
種まく子どもたち―小児がんを体験した七人の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043815012
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

「つらくても、苦しくても、それが生きてるってことだよね」「まわりの人がいて初めて、自分が生きていける」「みんな、ありがとう、ありがとう…」。がんという病に倒れた七人の子どもたちとその家族が、それぞれの闘いの日々をまっすぐな言葉で真摯に綴りました。「親って、こんなにも子どものことを心配するのかな」「死にたいと思っていた自分が恥ずかしい」。全国から多大な反響が寄せられた大ベストセラー、待望の文庫化。

目次

ひろはまかずとしさんの言の葉
海いろの種―西田英史くんのこと
マシュマロいろの種―工藤育ちゃんのこと
ひまわりいろの種―清水真帆さんのこと
草原いろの種―小俣智子さんのこと
ミニバラいろの種―加藤祐子さんのこと
おひさまいろの種―瀬尾日東美さんのこと
空いろの種―佐藤拓也くんのこと

著者等紹介

佐藤律子[サトウリツコ]
和歌山県在住。40歳を目前にした頃から、童話や児童文学を書きはじめる。次男・拓也くんが小児がんを発病したことによる闘病体験から、小児がんと闘う子どもたちの姿を伝え、いのちの大切さを知ってもらおうと、小児がん体験談集『種まく子供たち』の呼びかけ人となる。現在は、子どもたちに「生死」をやさしく、きちんと伝えることをテーマにした活動をおこなっている。よもぎ律子名義の著書に『けいこ先生のほけんしつ』(1994年カネボウ・ミセス童話大賞受賞作)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青葉麒麟

11
15歳までに発症した癌を小児癌と呼ぶ事を初めて知りました。初めは拒否や絶望や怒り等不安定な心境だったのに、段々と病気と向き合い前向きな気持ちに変わっていくのが立派です。後、この病気のお陰で生きていく素晴らしさや周囲に対する感謝の気持ちに改めて気付かされたと悟るのが凄すぎる。私だったら絶対にそんな心境にはなれないわ。誰かさんの某ブログより此方を世界に配信すべき。2017/07/03

Hitoshi

2
海いろの種ー西田英史くんのこと マシュマロいりの種-工藤育ちゃんのこと ひまわりいろの種-清水真帆さんのこと 草原いろの種-小俣智子さんのこと ミニバラいろの種-加藤祐子さんのこと おひさまいろの種-瀬尾日東美さんのこと 空いろの種-佐藤拓也くんのこと2023/09/18

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