角川文庫<br> 世界でいちばん淋しい遊園地

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角川文庫
世界でいちばん淋しい遊園地

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043799046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「当遊園地は今年末をもちまして、78年の歴史に幕を下ろします」。初めてのデートも、家族の思い出も、プロポーズも、すべてを包み込むように存在していた町の遊園地が閉園する。色あせた時代遅れのアトラクションがひしめくその場所に、思い出を胸に訪れる人々。それぞれの人生が交錯するそのとき、世界は鮮やかに色づきはじめる。楽しいことはいつかは終わる。でも、大丈夫。思い出は消えないから。ファンタジック・ストーリー。

著者等紹介

西田俊也[ニシダトシヤ]
1960年奈良県生まれ。少女小説、児童文学、マンガ原作、作詞、映画脚本などさまざまなジャンルで活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

61
閉園間近の遊園地でのファンタジー小説と思い込み読んでみたが、う~ん残念ながら余りそんな雰囲気は感じることはできなかった。ただただ淋しさが募るばかり。もう少し夢と希望があっても良かったのでは。☆☆★★★2018/05/15

た〜

11
もうすぐ閉園になる遊園地にまつわる連作短編。話が盛り上がるのかと思ったところで終了の繰り返し。2016/10/05

岡本匠

10
遊園地を舞台にした連作短編集。遊園地ものは、先日、「オズの世界」を読んだところだけれど、これは、廃業間際の遊園地の話。 所々懐かしい感じがするので不思議に思うと、どうやら私の実家の近くにあった遊園地を参考にしたようだ。 子供の頃よく行った場所で、小説の中の乗り物(今はアトラクションと言うんだ。昔は乗り物って言ってた。)も記憶に残っている。 古い場所には、もう行けないけれど、新しい場所にも行きたくはない。自分には遊園地はもう要らない。そんな風に感じた。2016/01/03

KEI

9
購入。今日マチ子さんの表紙に釣られて。帯に「感動の声続々!」とあったが、そこまでは…といった印象。閉園の決定した遊園地に赴くは人々は様々な想いを胸にしている。個人的にはもう少し親子の、孫との関わり……上下の世代の交流が欲しかった。連作短編だからか、章ごとで話にムラがあった。2010/07/17

さち

4
途中までいいと思ったけど、消化不良。2012/08/28

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