目次
序章 ブッダ基礎知識
第1章 覚りへの道
第2章 伝道の旅路
第3章 ブッダの教え
第4章 教えの継承
第5章 仏教の伝播
著者等紹介
田上太秀[タガミタイシュウ]
1935年ペルー・リマ市に生まれる。駒澤大学仏教学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。同博士課程修了。駒澤大学名誉教授。駒澤大学禅研究所所長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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月讀命
55
ブッダの人生と仏教の教えを図解しながら簡潔に説明してくれる本。恵まれた環境を捨て、6年間の苦行の末に悟りを開き、その後約50年近く、自らの教えを伝える為の布教の旅。入滅後に拡大し続ける教団と、新たに革新し続ける仏教を知らしめてくれる。中道、四諦、八正道・・・・・・仏教の教えを享受してくれる。以前、頬をひっぱたかれたらひっぱり返す『イスラム教』、片側をひっぱたかれたら反対をもひっぱたかせる『キリスト教』、そもそもひっぱたかれない様に常日頃振る舞う『仏教』という喩えを聞いたことがあったが、仏教の教えは偉大だ。2015/01/22
laptop
2
仏教の歴史や仏教から派生した知識など豊富2021/10/01
ヘタ
2
仏教って細かいんすね。もし信者になるなら、体系の理解も、伝統の把握もあきらめたうえで信じることのみに専念することになりそう。翻訳という作業は大変ですね。経典を中国語にただ翻訳すればよかったわけじゃない。無とか空とか、その思想的背景を知って訳すのとそうでないのとの間には大きな隔たりがありそうです。2015/11/06
みおりえんぬ
0
「原始仏典を読む」と並行して読み始めたせいか、とても分かり易かった。2017/03/10
davi
0
「教え」だけでなく「歴史」が分かり易く面白い。あと、読み方に癖のある仏教用語を意識してか少し難しい漢字にはルビが打ってあるのが助かった。2016/12/10