内容説明
―死ぬのか、俺は―!?生命をかけた熾烈な死の遊戯。生き残りたければ、勝つしかない!!ブレーキを踏むと囚われた幼なじみが処刑される。彼女を救うためには、時速100キロで走る車を操りながら、ブレーキを踏まずに20キロの死のコースを走りきらなければならない…。圧倒的な死の状況に強制的に巻き込まれた反逆者の運命は―!!絶体絶命究極の状況を5編収録。ノンストップ・サバイバル・ノヴェル。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年6月8日生まれ。2001年、自費出版で刊行した『リアル鬼ごっこ』がベストセラーとなり、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
72
「ビンゴ」が印象に残りました。物語の緊張感は言わずもがなですが、一種のディストピアを具現化していることが大切な何かを思い出させます(例えば主人公が終始願う、“母と妹と三人で普通に暮らす”ということ)。効率のみを重視し、考えることを止めた社会(思考停止社会≒反知性主義?)においてはこのような法体制もあるのではないかとすら思えます。2019/06/01
メガコ
18
ビンゴ、サッカー、ババ抜き、ゴルフ、ブレーキ の短編ノンストップサバイバル。 サクッと軽く読むにはいい感じかな? 個人的にゴルフが興味ないので流し読みしちゃいましたが? どれもそれなりにハラハラできて面白かったです♪ 2018/11/08
Mie Tange
16
主題のブレーキを含む5話の短編集。 発想てか着眼点はいいのだけれど、 ほぼほぼ先が読めてしまう展開が惜しい(´・ω・) その狂気に意味や真実をつけ長編でやれば楽しそう。 まぁあえて短編でぽんぽん出しちゃうのが 山田さんらしいっちゃらしいんだけどw2021/07/30
ねここ
13
山田さん二冊目。学級文庫にあったので読了。短編集でしたが、最初のビンゴはまぁまぁ楽しめたけど、その後からは話がパターン化され、マンネリ気味になっているのが否めない。やはりこうなったか、とどうしてもオチが分かってしまう。ゴルフは消化仕切れてないまま。前に読んだキリンの方が私は好きかな。2015/03/11
Rikka☆
9
サッカーは結構面白かったかも。 首を蹴るってよく考えたなぁ2014/05/23