出版社内容情報
超有名進学校が武装集団に占拠された。人質となった教師を助けたければ、広大な校舎の各所にばらまかれた2000ものピースを探しだし、パズルを完成させなければならない!? 究極の死のゲームが始まる!
内容説明
超有名進学校の、さらにエリート中のエリートだけが選りすぐられたクラスが、正体不明の武装集団に占拠された。人質とされた性格最悪の担任教師を救うには、広大な校舎の各所に隠された2,000ものピースを探し出し、パズルを完成させるしかない。タイムリミットは48時間。狂気のパズルは果たして完成するのか?武装集団の目的とは?いま始まる究極の死のゲーム。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。2001年のデビュー作『リアル鬼ごっこ』(文芸社/幻冬舎文庫)が若い読者に圧倒的に支持され、70万部を超える大ベストセラーとなる。以後、矢継ぎ早に話題作を発表。いまジャンルを超えた注目を集める作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠たい治療家
36
超有名進学校のエリートクラスが武装集団に突然占拠される。犯人の要求は校舎の各所に隠された2000ピースのパズルを見つけ出し完成させること。タイムリミットは48時間。お互いを敵としか思っていないエリート達は協力し、犯人の要求を成し遂げ、担任を救いだせるか。設定は極限状態でのパズル探し。生徒達の感情・状況よりもピースの隠し場所の描写が多かった感じ。オチもある程度予測ができてしまい、ドラマ化されたみたいだが、やっぱり小説よりも映像向きか。作者の作品は初めてだが、サクサク読めて一気に読了。でも、少し物足りない。2010/05/21
秋庭誠
31
感想は何ですか?と聞かられたなら、「面白かった」って答えられると思います。割とスラスラ読めて、宿題を忘れたり(笑)しましたが。伏線がそんなに無かったりするので、ミステリーを予測しながら読む人には、不向きかもしれません・・・。2011/09/08
七色一味
28
学校に隠された2000のピースを探しまわるというドタバタ劇。サラっと読める所がGood!2011/08/20
takaC
25
くだらない話。2008/10/01
うまとら(仕事が多忙のため休止中)
24
山田氏の作品をはじめて読んだが、さらっと読めますね。設定や登場人物が練れていないイメージを受けます。いくらなんでも犯人が高校生だったら、バレルだろう(笑)スピーディな展開にはキレを感じる、その点は確かに魅力的な文章だった。他の作品も読んでみたい。2010/12/03