内容説明
トラックが激しく行き交う産業道路で子猫を救う人がいます。保護管理施設で、譲渡を待つ子犬をシャンプーする人がいます。交通事故で後ろ足を無くした犬に車いすを作って世話する人がいます。一匹を救えた喜びは「救えなかった命の多さ」にかき消されてしまうけど、目の前のこの「小さな命」を救わなければ何も始まらない。そして、救うだけでは問題は解決しないのだと、真摯に訴える「小さな救う手」を持つ人たち。その活動を丁寧に語り描いた、あなたの心に問いかける一冊。
目次
第1章 踏み出した一歩
第2章 現在と向き合う
第3章 生きるチャンス
第4章 命が交錯する場所
第5章 共に生きるということ
第6章 心の時代に
著者等紹介
渡辺真子[ワタナベマコ]
東京都渋谷区出身。東京女学館短期大学卒業
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