出版社内容情報
「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第3弾!NYマフィアのボスを後ろ盾にコカイン・ビジネスで成功してきた朝倉恭介。だがマフィア間の抗争で闇ルートが危機に瀕し、恭介の血は沸き立つ。”朝倉恭介vs川瀬雅彦”シリーズ第3弾!
楡 周平[ニレ シュウヘイ]
著・文・その他
内容説明
日本でコカインを売り捌く朝倉恭介のビジネスは順調に推移するかにみえた。だが、この頃、NYの裏社会では新興組織がマフィアの領域を荒らし始めていた。マフィアのボス、ファルージオは抗争を諌めるが、部下のコジモが新興勢力の排除を強行、その報復としてファルージオが襲撃されてしまう。機に乗じてボスの座を勝ち取ったコジモは、恭介のビジネスを手中に収めようとするが…。「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第3弾。
著者等紹介
楡周平[ニレシュウヘイ]
1957年生まれ。米国企業在職中の96年に『Cの福音』で衝撃デビュー、同作はたちまちベストセラーとなり、一躍脚光を浴びる。圧倒的なリーダビリティと日本人離れしたスケールの大きさで読者を魅了するエンタテインメント界の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yukision
37
「Cの福音」の続編。今回はマフィア内部の抗争が描かれ、 残虐な場面はあったものの前回より一般人の被害は少なく、人間らしい主人公が描かれていた。ギャレットとのコンビもよかった。2020/01/30
shiozy
36
『Cの福音』を読んで、楡周平を復讐、いや復習したくなったのである。どんどんハマり込むワシである。悪のヒーロー朝倉恭介と善のヒーロー川瀬雅彦が交互に登場する。どちらも読む手を離さない。第四巻を行こうかのう。2016/10/04
MJ
27
中国が国際的にプレゼンスを高め始めた1997年の作品。80〜90年台は表紙に描かれた攻撃ヘリの全盛期。映画ランボー2&3や、ゴッドファーザーPARTIIIでも攻撃ヘリが大活躍していたことを思い出しました。全てが劇画的な朝倉恭介シリーズ、楽しく読めました!2020/12/21
ALATA
20
楡周平初読み。Cの福音未読であまり前知識なく読み進めたが後半の恭介のダイハード的な活躍が良かった。ギャレットとの絡みがもう少しあればと思ったがこれも次回に続く伏線かと思わせる。シリーズ化されているようなので次も読みたいと思います。2020/07/22
にゃにゃころ
17
シリーズ2作目は朝倉恭介が出ないらしいので、スルーしての3作目(これがCの福音の続編らしい)。前半は朝倉の活躍がないので少々退屈。後半からラストにかけては、期待通りのなかなかの最強ぶり。今回バディのギャレットもいい!これ映像で見てみたいけど、朝倉恭介を演じられる俳優が思いつかないわ...2021/01/28