内容説明
いまや歌舞伎町で最も有名な中国人となった元祖「案内人」、李小牧。だが、注目を浴びるようになった現在でも、案内人は危険と隣り合わせの人生を疾走し続ける。マスコミの裏切り、ヤクザの中国人狩り、警察による摘発の嵐、縄張りを狙う新たな影…。次々と押し寄せる絶体絶命の危機を、案内人はどう生き延びるのか―。あらゆる欲望の聖地と化した歌舞伎町の真実を描き出す、人気シリーズ最新刊。
目次
第1章 歌舞伎町ビル火災・その後
第2章 「パリジェンヌ事件」の真相
第3章 「中国エステ」
第4章 摘発の嵐
第5章 ギャンブル
第6章 深〓(せん)
第7章 首まがり
第8章 大偉の叫び
著者等紹介
李小牧[リシャム]
1960年8月27日、中国湖南省長沙市生まれ。バレエダンサー、文芸新聞記者、貿易会社社員などを経て、88年、私費留学生として来日。歌舞伎町初の「中国人案内人」として独立、現在に至る。「案内人」稼業の一方で、中国のファッション誌『時装』の特派記者、在日中国人向けの新聞『僑報』の発行人なども務めた。まだまだ知られざる顔を持つ“謎の中国人”である。05年5月には『歌舞伎町案内人』の中国語版が中国本土で発売されベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。