角川ホラー文庫<br> 災転(サイコロ)

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角川ホラー文庫
災転(サイコロ)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 358p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043729043
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

墓石がありえない形で曲がっていた。その責を問われた碑工師の飛崎漂二は、調査に乗り出すが、次々と奇怪な現象と殺人がおこる。身体の内側から刺された傷、内臓に巣食う魔物、降ってきた死体、隙間なく生えてくる顔…。焼死した非業の女が残した「サイコロ」の謎とは?呪詛の存在を感じた飛崎は、美人巫女で、霊力の研究者でもある九能空美と共に、連続殺人の謎を暴いていく!!怒涛の、奇想天外ホラー。

著者等紹介

霞流一[カスミリュウイチ]
1959年5月岡山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。「おなじ墓のムジナ」で第14回横溝正史ミステリ大賞で佳作入選しデビュー。以降、本格ミステリとしての論理性とトリックの奇抜さ、コミカルな笑いを追求した作品を次々と発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yu。

22
その災いの源とは一体。。まるでゴムのように曲がってしまった墓石‥その下で眠る者は不可解な死を遂げていたという。。事故とも事件とも言い難いこの変事を皮切りに次々と起こる変死の謎を追っていく呪詛ホラーミステリ。。物語的にはなかなか凝っていて面白いんだけど、“その真相を知りたい!”という重要部分が悉く“雑”なので非常にもったいない(多くの登録者さん達の酷評も頷ける)。。終盤はちょっと下ネタが過ぎるよね‥(๑¯ω¯๑)2017/09/08

あらあらら

7
ホラーなんだよね。動物シリーズにはまってよく読む著者だけどちょっと強引だったかな2019/08/23

7
悲しい過去を持つ呪いのサイコロの話。あまり怖い話ではなかったです。2016/12/21

みっつ

5
奇才・霞流一がホラーをやったら案の定、物凄い事になった怪作。ミステリで規格外の馬鹿トリックを連発したいたけど、まだ論理性という鎖に繋がれていた事に気付かされました。あまりにもフリーダムな作品。どうしょーもない語り手と、それを完全に食ってしまった巫女さんのあれやこれや。思わず仰け反りましたよ。タマ串放電、タチュー、メタルナマコと次から次にやりたい放題。そんな中でも「パラダイスラン」のシーンは結構好きだったり。ホラーで暴れる姿は今後も見てみたいかも。2010/09/19

ag0514@だが断る👼

3
☆☆☆ 角川ホラー文庫。曲がった墓石、空から降ってきた死体、メタルナマコ、あばら骨に絡みついた回虫、血と肉の花火等不思議なことが起こりまくります。 ラストは、かなり強引な展開で怒濤の盛り上がりです。金槌で、殴りまくりです。 一応、謎の解明、説明は、されてますが、かなり無理あり納得はできないかな。 飛崎と久能のキャラは、よかった。 エログロあるので、ご注意を。2019/06/09

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