内容説明
「どうも最近、玄米のタキがよくない」という苦情がだんなからもたらされた。まあそんな気がしないこともないではなかった。米びつの玄米をコクゾウムシが浸食していたからな。気がついたときに取り去ればよかったのだが、めんどうくさいのと、観察していたので、米びつがムシだらけになっていたらしい…。家事はろくにやらず、家はめちゃくちゃ。そのうえ蚊とゴキブリをこよなく愛するダメ主婦・るえかの、爆笑エッセイ。
目次
主婦、飛鳥坐神社で結婚す
主婦、だんなを尊敬す
主婦、離婚を考える
主婦、パンクな生き方に憧れる
主婦、昔は潔癖だった
主婦、アリを食す
主婦、コクゾウムシに魅せられる
主婦、密室トリックを解き明かす
主婦、蚊と戦闘す
主婦、ゴキブリを愛す
著者等紹介
青木るえか[アオキルエカ]
1962年東京生まれ。書評、競馬・競輪のエッセイなどの分野で活躍中。現在、「週刊文春」に「テレビ健康診断」を執筆のほか、「トリッパー」(朝日新聞社)で「主婦の愛欲ひとり旅」を連載。競輪選手のおっかけホームページ「日刊三宅伸」、OSKのファンサイト「随喜館」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ophiuchi
12
こんな日常を書いてしまえるというだけで凄い…2018/11/09
あつ子🐈⬛
9
本の整理をしていて発掘。初読時はそれほど面白いと思わなかったけれど今読むと結構笑った。でもこの旦那さんは今で言うモラハラだよ…。Gとかナメちゃんとかコクゾウ君(恐ろしいので愛称でお届けしております)とか、虫系のネタが多いので、食欲なくなります。ダイエットにピッタリの文庫本ですね☆2022/05/23
ざるめ
8
前に読んだ3冊で るえかさんの事は理解したつもりでいたけれど、やっぱり凄い人(゜゜;)さらに旦那様も凄い人だ(゜m゜;)もし子供が生まれていたら、どんな家族になっていたんだろう?(-_-;)虫嫌いじゃない私なのに、後半は虫がものすごく気持ち悪く感じた( ̄□ ̄;)!!2015/04/22
読み人知らず
4
きたねー。汚物耐性があるひとでも気合入れて読まないとすごくきたねー。なんかこんなのでも結婚できるんですかね??とか思ってしまう。どんびいてしまった。2014/09/09
ヒヨドリスキ
4
青木さんのダメ主婦っぷりは自分よりもダメな人がいる!って安心感が湧いてくるんだよな。ただ後半はほとんど虫の話でちょっと嫌だった。米櫃に発生したコクゾウムシ入り玄米ご飯を食べ続けた話やらゴキブリを愛でる生活やらとても堪えられん!!って感じなのだが他人の話なので面白い。ナメクジ風呂とか結構ホラー。2012/06/20
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