内容説明
金子光晴の詩誌「あいなめ」で詩作を始め、「うむまあ」を編集。夢魔的・エロス的世界を展開した散文詩集『変容記』を経て、『so alone』で言葉を驚異的に疾駆、躍動させた詩人の代表的詩篇の集成。金子光晴についての思い出の記も併載。
目次
詩篇(詩集『外は雨』より;詩集『草の上の魚』より;詩集『不器用な椅子』より;詩集『また森へ』より;詩集『変容記』より;詩集『so alone』より;詩集未収録詩篇;自選詩篇)
金子光晴について
エッセイ(壺井繁治さんのこと;父と晩酌;駄菓子屋さん;豆腐屋さん;肉屋さん;わおっ、タンギーだ)
梅田智江について
著者等紹介
梅田智江[ウメダサトエ]
1945年1月27日誕生。1967年(二十二歳)愛知教育大学卒業。結婚。上京。吉祥寺に住む。1969年(二十四歳)詩誌「あいなめ」(松本亮主宰)入会。金子光晴と出会う。1970年(二十五歳)詩集『外は雨』(詩人会議叢書)刊行。竜の子プロ企画文芸部就職。脚本「みなしごハッチ」執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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