出版社内容情報
世界が100人の村だったら、早くも文庫化! 各国から寄せられた反響の声の数々と、紹介者中野さんが託する熱いメッセージを巻末に収録!
内容説明
地球が手のひらにのったような新鮮な驚き。「100人の村」のメッセージは、インターネットを駆け巡って爆発的な広がりを見せました。世界のなかの日本、そのなかの私、マクロな視点を身近な日常生活にどう活かしていけるのか―。さまざまな国籍の人々から寄せられた反響の声に耳を傾け、イラストとメッセージの味わい深いコラボレーションを前にすれば、今までとは違った新しい発見がきっとあるはず。自分なりの感覚で新しい世界観をもう一度捉えなおすための一冊、「普及版100人の村・その後」。
著者等紹介
中野裕弓[ナカノヒロミ]
1953年横浜生まれ。世界銀行本部で日本人初の人事カウンセラーとして勤務。世界中から集まった職員のキャリアや職場の人間関係のアドバイスにあたる。98年以降は独立し、キャリアコーチおよび企業の人事コンサルティング、講演活動を行う。2001年には、世銀の元同僚から受け取った「100人の村」のメッセージを日本語に訳して紹介し、大ブームのきっかけを作った
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
37
実家本。地球の人口を100人に縮小してみると、世界の状態が要約されて非常に身近に感じることが出来る。日本人である自分はごく少数派に属していて、いかに恵まれているかがよく分かった… 当たり前と思っているような基本的な生活を送れない人がこんなにもたくさんいるという事実を知り、ショックを隠せない。生きていることにもっと感謝の気持ちを持たなくては…と反省。シンプルなメッセージの中に込められた大事なことは、今の子供達にも伝えなくてはならないこと。センスあるオシャレなイラストで、プレゼントにも喜ばれそうな本。2018/12/31
ゆるまる子
16
日本に生まれて暮らしているだけで、実は恵まれているんだなと認識させてくれる。「冷蔵庫には食べ物があり クローゼットには着る服があり 頭の上には屋根があり 寝るところがあるなら あなたは村の75人より裕福です」贅沢に生きる自分を反省したくなる。冷蔵庫の食べ物をダメにしたり、着ない服があったり、こんな事をしていてはいけない。そういう細かな事を伝えたい本では無いのだが、もっと世界をみて自分の暮らしを見つめ直したいと思った。(2024-111)2024/09/18
Kaz
3
本編よりも後半の「等身大の生き方」という考え方がいい。今の生活を贅沢と考えるのではなく、だから何をすべきかと考えなければいけない。良い言葉です。2013/11/26
tome
2
本編もいいけれど、中野さんの経験談もいい。「アイランドゲーム」を思いついたのはスゴイ。いつか機会があったらやってみたい。人は誰しもが幸せになりたくて生きているという主張に、当たり前のことだけどとても納得した。2010/06/02
風鈴
1
いつか子供に読んでもらいたい一冊。2013/01/20