角川文庫<br> 800

電子版価格 ¥638
  • 電書あり

角川文庫
800

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043648016
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

優等生の広瀬と、野生児の中沢。対照的な二人の高校生が走る格闘技、800メートル走でぶつかりあう。緊張感とエクスタシー。みずみずしい登場人物がおりなす、やみくもに面白くって、とびきり上等の青春小説。

内容説明

なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが走って、競い合って、そして恋をする―。青空とトラック、汗と風、セックスと恋、すべての要素がひとつにまじりあった、型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説。

著者等紹介

川島誠[カワシママコト]
1956年東京生まれ。京都大学文学部卒。83年「幸福とは撃ち終わったばかりのまだ熱い銃」でデビュー。『800』で初めて長編小説を書き、各誌から絶賛を受け、94年に映画化。『電話がなっている』(国土社)、『ロッカーズ』(マガジンハウス)など、生と性の本質にきりこむ文学を書きつづける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ばりぼー

55
「走る格闘技」と呼ばれる800メートル(TWO LAPS)に情熱を傾ける高校生を描いた性春小説。「ひとの背中見るのは厭だ」と言って、本能のままがむしゃらに突っ走る中沢と、緻密な計算のもと正確な「装置」であろうとする広瀬との激しいライバルストーリー…かと思いきや、一緒に酒飲んでセックスに明け暮れるという型破りな小説(笑)。高校生の頭の中は女のことばかりというのは真実ですが(笑)、もっと悶々として下さい。ろくに練習もしないで公園の裏で一発とか、いい加減にしろと言いたい。どっちが勝とうがどうぞお好きに(笑)。2015/10/03

GaGa

48
いやあ~熱くなった(笑)800メートルは陸上の格闘技。まさに言いえて妙。若きエネルギーがスポーツだけに向かわないということも逆にリアルに感じられる。全部のラップを取って押し切って勝つ。こういう一見馬鹿な奴程魅力があり、広瀬が肘をあててくるのも頷ける。私は中沢のような奴が大好きだ(^^)。純粋に楽しめる佳作。いい青春小説です。2012/03/22

TAKA

45
性春だな。恋愛と欲望との間には、何のつながりもなく、もともと無関係だ。人間だって同じ、接触があったって、そんなの、一瞬のこと。ひとりひとり無関係に生きている。広瀬の醒めたところと中沢の無鉄砲なところの調和がいい。高校生ならこれくらい羽目外してたほうがいいと思うけどな。まあ、時代かな。2018/11/07

カカシ

35
★★ 再読。陸上競技の800m走に情熱を注いだ二人の男子高校生を中心とした青春小説。明るくて行動派な中沢と、クールで理論派の広瀬。対照的な二人の視点で交互に進むスタイルは、中々面白かったです。ただもう少し陸上について詳しく描いてあった気がしたのですが、思った以上に恋愛(性描写)部分が多くてちょっとガックシ。みんな奔放過ぎて、ワタクシ完全に置いてきぼり食らいましたよ。著者自身が800m走者だったみたいなので、もう少し陸上の方に描写を注いで欲しかったな。スポーツ小説という観点からはやや物足りない一冊でした。2015/07/21

背番号10@せばてん

28
2003年1月23日読了。性春小説、もとい青春小説。あらすじは忘却の彼方。2003/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/555323

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社トリスタ」にご確認ください。