角川文庫
えっち主義

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 159p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043635023
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

AVモデルからソープ嬢までと風俗業界の様々な仕事を多岐に渡り歩いてきた著者の風俗嬢時代のエッセイ集。人間菜摘ひかると風俗嬢、菜摘ひかる。日々、目まぐるしく変わる彼女の素顔がここに。文庫では初めて漫画も収録!!

内容説明

嫌いな客はバカな客―。イメクラ、ホテトル、ソープとあらゆる風俗を渡り歩き、様々な男の本質を見続けてきた菜摘ひかるだからこそ放てる言葉の爆弾。それは、たった一言で夢見がちな世の男どもをあっさりと身も蓋もない気持ちにさせてしまう痛快エッセイ。毒舌それとも単なる皮肉!?心底笑えるあなたは、オトナです。ちょっとえっちなコミック付き。

目次

バカ退場
架空の醍醐味
キス、恐るべし
コンドーム狂想曲
男たちへのチンコンカ
愛のニオイ鑑定士
涙の使いかた
セックスのかたち
危ない男のなだめかた
風俗嬢の見分けかた〔ほか〕

著者等紹介

菜摘ひかる[ナツミヒカル]
ヘルス、SMなどあらゆる風俗業種を渡り歩く。現在はライター兼漫画家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

19
小一時間で読めるけど場所を選んで読まないといけない。かな。2012/11/25

とも

15
文庫版のあとがきに「2002年夏の意気込み」と書かれてるけど、お亡くなりになられたのが2002年11月って… 明るくエロチックな文章を書かれてるけど端々に精神的に何かしんどそうやなぁと思わせる内容も度々。職業に貴賎はないものの、やはり風俗とは自身の身体、心を切り売りして成り立つ商売。 若くして逝去された菜摘さんに改めて合掌。2020/09/21

koguma

13
内容はこれまで読んできたのと似たりよったりで、特徴はといえば、それぞれの話にちょこっと漫画が付いている部分だろうか。菜摘さん、漫画も描けるんだなあ、すごい! 29歳という若さでこの世を去った菜摘ひかるという女性の生き様が、どの作品にもしっかりと綴られている。一生懸命自分を奮い立たせてはいたんだろうけど、やっぱりしんどかったんじゃないかなって思ってしまう。2018/03/30

nadaha

7
早逝したエッセイスト、菜摘ひかる。風俗嬢としての生き方、女としての生き方、世の中の全てを悟っていてこれ以上絶望する部分はないように見えて、どこか寂しげな語り口。生き急いでるように感じる部分もある。赤裸々に開けっぴろげに自らの性を語っているけど、理解されたいとは思ってなさそうな、他者を拒んでいるような語り口。性風俗従事者の言葉はどこか寂しげで悲哀を感じさせるが、それが魅力的でもある。漫画も描いていてそれも味があって、センシティブな内面が窺える文章も面白かっただけに夭逝が悔やまれる。2019/11/08

ねここ

6
バカな客にwしかし仕方がないのだ、男性の視野は(ことエロの後で裸の時)女よりやや狭い。しかしそれを許せるのも女だけである。2013/08/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/454967
  • ご注意事項