角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 心の傷を癒すということ

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角川文庫 角川ソフィア文庫
心の傷を癒すということ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043634019
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0147

出版社内容情報

心的外傷後ストレス障害(PTSD)・・・。震災は人々の心に、今なお癒えない傷を刻み込んだ。傷つく心とは?心のケアとは?自らも被災しながら、精神医療活動に生涯を注ぎ続けた、ある精神科医の魂の記録。

内容説明

1995年1月17日未明、震度7という激震が阪神・淡路地方を襲った。全てが手探りの状態で始まった精神医療活動、発症する数々の精神障害、集まった多くのボランティア、避難者や仮設住宅の現実…。震災がもたらした「心の傷」とは何か?そして本当の「心のケア」とは何か?被災地から届けられた、「いのちとこころ」のカルテ。第18回サントリー学芸賞受賞作。

目次

第1部 震災直後の心のケア活動1995年1月17日~3月(私の被災体験;精神科救護活動はじまる;直後に発症した精神障害;精神科ボランティアの活動)
第2部 震災が残した心の傷跡1995年4月~96年1月(PTSDからの回復;死別体験と家族;その後の心のケア活動;避難所と仮設住宅の現実;変化してゆく意識)
第3部 災害による“心の傷”と“ケア”を考える(“心の傷”とは?;“心のケア”とは?;災害と地域社会)

著者等紹介

安克昌[アンカツマサ]
1960年、大阪市生まれ。神戸大学附属病院精神科勤務を経て、神戸市西市民病院精神神経科医長を務める。阪神・淡路大震災直後より、全国から集まった精神科ボランティアをコーディネートし、避難所などでカウンセリングや診療活動を行う。『心の傷を癒すということ』にて第18回サントリー学芸賞を受賞。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の若き研究家として治療活動に尽力するも、2000年12月、死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せ~や

73
すごい一冊。震災時のボランティアは自己満足では?と思ってましたけど、この一冊を読んで、ボランティアの必要性を、もっと言うならただ「存在する」という事の大切さを実感。支援する・されるのタテ関係ではなく、する・されるではなく、ただ傍にいるというヨコの関係なんですよ。ぜひ、支援者・被支援者とかの言葉を使って活動している人達に読んでほしい。「苦しみを癒やす事よりも、理解する事よりも、苦しみがそこにある、という事に気付かないといけない」。その通り。どうするかではなく、ただそこにある事を一緒に感じる事の大切さを。☆52020/11/23

coco

27
安さんご自身も阪神・淡路大震災で被災されて大変な状況の中、震災によって「心の傷」を負った人たちに、精神科医としてどのようなケアを行っていくべきか考え、行動なされた記録が綴られています。精神科医としての立場からみた震災後の当時の様子が丁寧に書かれているので、私自身も「心のケア」がなぜ重要とされているのか、どのような役割を果たしているのかをきちんと理解するために考えながらゆっくり読み進めることができました。 (1万円選書①)2021/09/20

コージー

26
★★★★★阪神淡路大震災後の「心のケア」を語った、ある精神科医の実録。「復興という言葉は嫌い。壊れたものや亡くした人を蘇らせることはできない」という、家族を失い生き残った男性の言葉が紹介されていたが、明るい未来へ向かう「復興」を掲げた被災地には、素直には受け入れられない様々な思いが裏に隠されているのだなぁと、今さらながら思い知らされた。15年以上前の本だが、心のケアの奥深さを改めて実感できる、素晴らしい本だと思う。しかし解説に掲載されている著者の最期は、何とも悲しい結末である。2020/12/14

くまさん

26
「異常な状況に対する正常な反応」という危機のなかの人間観と、「同じ体験をした人でないとわからない」という共有不可能性を見定める稀有な医師は、それでもなお傷を受けた体験を表現することを通して世界と折り合いをつけ、生きる実感を取り戻していく可能性を見つめつづけた。相手の話を待ち、心情を聴き取る具体的な過程も綴られる。「避難所をなかなか離れられない人たちは、将来に不安を持ち、行政の対応に怒りを感じ〔…〕あせりとあきらめの中で、ただ事態が好転するのを待たざるをえない」。本質的な本は現状と向き合うことを優しく促す。2020/05/05

佐島楓

23
自らも阪神大震災で被災した精神科医が、体験を元に「心のケア」とは何か考える。もともと精神疾患を抱えていらっしゃるかたへの対応、大切な人を突然奪われたかたがたへのケアなど、大規模災害が起こるたびに問題になるはずのことなのに、なぜ今まであまりスポットが当てられてこなかったのか。「心のケア」というとおりいっぺんの言葉は好きではないのだが、どう患者さんの心に寄り添うか、真摯に考えていらっしゃり、とても好感が持てた。精神医療に関心があるかた、携わろうと思っているかたにおすすめしたい。2013/09/06

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