角川ホラー文庫<br> ブルキナ・ファソの夜

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角川ホラー文庫
ブルキナ・ファソの夜

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  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043622016
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ATS

15
第3回ホラー小説大賞短編賞佳作作品。たまたま読書メーターで激賞されているのを見て入手。ホラーというよりは「奇妙な味」ジャンルで個人的に好きなタイプの作品だった。寡作なのは結末がスンッとしていていまひとつ盛り上がりに欠けてしまうためだろうか。ブルキナ・ファソというのは国の名前。そんな国があるのをいままで知らなかった。非常に危険な国らしく渡航するのがやめておけと警告がでていた。本作が好きな人には原田宗典さんの「海の短篇集」「旅の短篇集」や恒川光太郎さんの作品などをおすすめしたい。2024/06/23

aoi

2
実際にある国だとは知らなかった。なんとも神秘的?な名前だ。一応ホラーらしいのだが、怖いというより寧ろ不思議系と言ったところか。折角の題材なのだから、もっとドロドロ、死もわんさかで良いと思うのだが。中途半端で終ってしまった感が強く残念。2018/07/14

ぶんちょう

1
抜群の面白さ。様々な幻想的なストーリーが短い小説の中に洗練された語り口で凝縮される。ある種の上手いとはこう言うことだと思う。美しい神秘的な体験、それを現実と同じ地平に並べてくれる。こういったジャンルの小説としての仕事を完全にやりきっていると思う。本当に何度でも何度でも読み返したくなる美しく素晴らしい小説だ。2024/04/01

そら。

1
第3回日本ホラー小説大賞短編賞佳作。1話が約100pの短編2作。世にも奇妙な物語のような作品。音信不通になってしまった人がお薦めしてくれていた本。。 「ブルキナ・ファソの夜」は泥のモスクの描写から始まりマリ、テゥアレグ、バマコと最近読んだ本と舞台が同じで情景浮かんでくるようで得した気分。人知を超えた何か。それはないだろうと思い込んでるだけであるのかもしれないなぁ。 話しを売るお店「ストーリー・バー」。真実なのか、頭の中で世界に入り込みすぎた事によって映し出された想像上の出来事だったのか。面白かった。2017/09/30

丸山政也

1
素晴らしい筆力で、これがホラ大の短編賞佳作とは信じられない。かつてはレベルが高かったのだなあと思わされた一冊。2014/10/01

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