角川文庫<br> ハリール・ジブラーンの詩

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角川文庫
ハリール・ジブラーンの詩

  • 神谷 美恵子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 144p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043617029
  • NDC分類 931
  • Cコード C0192

内容説明

愛し合いなさい、/しかし愛をもって縛る絆とせず、/ふたりの魂の岸辺の間に/ゆれ動く海としなさい。(「結婚について」より)世界各国で愛されているレバノン生まれの詩人、ハリール・ジブラーン(一八八三‐一九三一)。大いなるものへの畏敬の念に支えられた壮大な視野と自由闊達な精神、そして人間のささやかな営みに向けた温かいまなざし。精神科医・神谷美恵子は、この詩人に深い共感を抱き、晩年、『予言者』等の翻訳に打ち込んだ。長く愛されてきた、その端正な訳詩と解説がはじめて文庫に。慌ただしい日常の合い間にこそ、静かに繙きたい、思索の道標となる一冊。

目次

おお地球よ
火の文字
花のうた
「挫折」
『予言者』について
結婚について
子どもについて
与えることについて
苦しみについて
しゃべることについて
宗教について
死について
別れ
『イエス』について

著者等紹介

神谷美恵子[カミヤミエコ]
1914年生まれ。精神科医。1935年津田英学塾卒、1938年コロンビア大学に留学。1944年東京女子医専卒。東京大学医学部精神科、大阪大学医学部神経科勤務を経て1960年神戸女学院大学教授。1957‐72年長島愛生園精神科勤務。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

112
レバノン生まれの詩人ジブラーンの詩に、訳者の神谷さんが解説を付けたもの。スケールが大きくて、読み手の心やものの見方を広げてくれる詩には、一読の価値がある。ジブラーンは詩を通して、美の世界よりも人間の生き方を探った詩が多くて、彼は人間探求派の詩人と言えるかもしれない。「あなた方の日々の生活こそ寺院であり、宗教である」という「宗教について」が一番気に入った。この詩にはすべての人間を包み込む温かさと優しさがある。2015/02/26

モリー

62
数篇の詩が私の心を掴んで離さない。その詩の一部ずつを記録しておこう。🌍「なんと寛容なものであることか、地球よ。私たちはあなたから元素をひきぬき、大砲や砲弾をつくるのに、あなたは私たちの元素から百合やばらの花を育てる。」【おお地球よ】より。🌼「わたしは青空から落ちた星、みどりのじゅうたんの上に落ちた星。わたしは大気の力の生んだ娘、」【花のうた】より。💓「愛し合いなさい、しかし愛をもって縛る絆とせず、ふたりの魂の岸辺の間にゆれ動く海としなさい。」【結婚について】より。⚫「あなたの苦しみはあなたの心の↓2023/01/09

ネギっ子gen

37
神谷美恵子氏の著作を、文庫本で読めるのが嬉しい。魂に響くジブラーンの詩を、神谷美恵子の名訳で。「結婚について」:<愛し合いなさい、しかし愛をもって縛る絆とせず、ふたりの魂の岸辺の間にゆれ動く海としなさい/ともに歌い喜びなさい。しかしそれぞれひとりであるように>。深い思索の中から紡ぎだされた、静かな叡智に満ちた詩の数々。解説は、加賀乙彦氏。その題名は、「宇宙的な壮大な詩の世界と聡明で善意にあふれた訳者との幸運な出会い」。見事な要約。ジブラーンは、著者と縁が深い美智子妃からプレゼントされたのが切っ掛けとか。⇒2021/07/06

mm

28
レバノン生まれのハリール・ジブラーンを始めて知りました。詩の中で、自由な神が時に世界の中を軽やかに舞い、時に遥かなる高みから眼差しを注いでいるような感じ。日常の隅々まで、神の愛は行き渡り、人は1人ではなく人類全体として祈らなくてはならない。この本では、ハリール・ジブラーンの世界観も魅力的ですが、神谷さんの訳とコメントが付いて、コラボしている所が魅力です。そして、神谷さんにハリール・ジブラーンの「予言者」を紹介したのは皇后の美智子様だとか。良き本が生まれるのも縁ですね。2018/07/19

Koning

26
現レバノン(当時はオスマン帝国)のマロン派出身のハリール・ジブラーンの詩を神谷美恵子氏が紹介するという詩集というか解説書というかまぁそういう感じの本。東宮妃殿下だった頃の皇后さまにこの本をいただいたそうで(レバノン大統領からいただいて愛読されていたとか)。この出会いもすごいんだけど、そもそものマロン派というかあのレバノンの地域もややこしくてマロン派はご近所のシリア正教と近い感じの教派だったけど、12世紀頃だっけ?にカトリックに帰一して典礼は東方正教会、教義はローマカトリック。ここの司祭の家庭出身なのに(続2015/02/05

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