角川文庫
家老脱藩―与一郎、江戸を行く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 406p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043612031
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

榎戸与一郎は藩命を受け、江戸へ向かった。家老を継いで五年、藩主側室だった姉が逝き、弟は他家へ養子に出て、隠居した父は病床に伏している。鬱々とした日々の中、与一郎は酒毒に侵されていた。図らずも敵討ちの標的としてつけ狙われ、治療も兼ねて町家に潜伏するが、江戸藩邸に垂れこめた藩内抗争の暗雲が、与一郎にも襲いかかる…。江戸城からの思いがけない味方、そして「神君お墨付」の真相とは。“与一郎”シリーズ、待望の文庫化。

著者等紹介

羽太雄平[ハタユウヘイ]
1944年、台湾生まれ。カメラマン、広告会社経営を経て、89年、『完全なる凶器』で小説CLUB新人賞を受賞。以後、作家生活に入る。『本多の狐』で第2回時代小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蕭白

9
予想外の展開でした。2020/06/04

山内正

1
譜代の家老職に生まれた榎戸与一郎 家督を継いで5年酒毒が抜け無いまま江戸に赴くが藩主の側近らの 権力争いに巻き込まれてゆく 酒毒と闘いながらも、襲撃から 身を守り家老として藩主に 立ち向かう姿が描かれている。2018/03/31

nyaboko

1
夢中になって読破その3。冒頭与一郎の苦しみに同調して泣きながら読んだ。同時に周囲の人の優しさにも涙。結局みんな与一郎が好きなんだよね。そして相変わらず親父のすごさに、もはや「やりすぎ」という言葉すら飲み込まざるを得ないw 冒頭重々しく始まるも、途中は走るような展開に夢中になり、最後は大団円で終わって読後感も最高。にしても弟君がお兄ちゃん好きすぎて可愛いwww 2014/10/20

パル2パパ

0
再々々々?読に関わらず、数年の、間が空くと、初めてと、変わらないね。処々、忘れていて、処々思い出しては、嗚呼、そうだったと、膝を打つ。しかしこんな結末だったとは、しっかり忘れていて(苦笑)2013/09/14

デンティスト

0
????????????????????????????????????????????????????????????????????????????2010/05/12

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