角川文庫<br> 冷静と情熱のあいだ―Blu

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角川文庫
冷静と情熱のあいだ―Blu

  • 辻 仁成【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 角川書店(2001/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043599011
  • Cコード C0193

内容説明

あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに―。切ない愛の軌跡を男性の視点から描く、青の物語。

著者等紹介

辻仁成[ツジヒトナリ]
1959年東京生まれ。89年『ピアニシモ』ですばる文学賞を受賞し、作家としてデビュー。以来、文学をはじめとして、音楽、映画など様々な分野で活躍を続けている。97年『海峡の光』で第116回芥川賞を受賞。99年には『白仏』のフランス語翻訳本『ル・ブッダ・プラン』で日本人として初のフェミナ賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

540
江國香織との共作"Blu"篇。物語の推進力を担うのはこちらである。”静”と”動”でいえば、まさに”動”。もっとも、物語の舞台に選ばれたそれぞれの地、ミラノとフィレンツェの対比からすればまさに逆ではあるのだが。江國のミラノもそうだったが、こちらはフィレンツェの特性を十全に生かした物語となっている。ややもすればそれに寄りかかり過ぎているくらいに。「あの日」の呪縛をより強固に背負っていたのは順正であった。そして、物語はまっしぐらに「約束の日」に向かって収斂していくように見える。エンディングは順正らしくもあり、⇒2021/08/27

そる

345
Rossoに引き続き。あおいより順正の方がウジウジ度が高い!自分が話も聞かずに別れたくせに忘れられなくて、芽実と付き合うべきじゃない。傷つくのが目に見えてる。芽実は普通の反応で何も間違ってない。順正に共感なし。ただ最後、あおいにもう一度会いに行ったのは行動してくれて良かった。しかし二人ともめんどくさい(笑)。純愛は美しい話だったけど。「次から次に人は出会っていく。そして次から次に人は別れていく。(中略)人間は別れるために生まれてきたようなもの。その苦しみから逃げ出すために新しい出会いを必要とする。」2020/03/19

ハッシー

251
【悲しみと喪失】人は大きな悲しみにあった時に、時間は止まりその時から過去にしか生きられなくなる。過去に縛られ、過去に縋り、過去と共依存になる。ただ、それでもほんのささやかな約束さえあれば未来に一条の希望を持てる。それさえあれば、悲しみを受け入れ、やがて時間は動き始めて現在に生きることができる。2016/10/02

遥かなる想い

203
はっきり言って物足りない。初期のころのような暗い情熱のようなものが欲しい。本としては売れたようだが。2010/05/19

ショースケ

194
静かなトーンで物語が語られていく。中世から変わらないフィレンチェの風景が目に浮かんで来る。順正の絵画の修復という仕事は歴史を後世に繋ぐ素晴らしいものだ。10年前に別れた恋人を忘れられない順正。かすかな約束を残して…しっとりとした感情が残る素敵な話しだった。2021/03/08

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