内容説明
女は一生に一度だけ運命の愛と出会う。心をゆさぶる女の生きかた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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最後は綺麗にまとめたけど、フランス男が好むロマンスってこんなんなんかな。強くて何でも持ってて長生きするけど男だけは恵まれないフランス女、若くて情熱的なベトナム女が取り合う、少年の心を持つフランス男。エリアーヌが惚れた理由がわからなかった。2022/04/17
Shinya Fukuda
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1930年台のベトナムが舞台。ゴム園主エリアーヌはベトナム皇女カミーユを養女にしている。そこにフランス士官ジャン・バチストが現れる。その後ジャン・バチストとカミーユは恋に落ちる。ジャン・バチストはある問題により孤島に左遷される。彼を追ってカミーユはその孤島に行く。その前にカミーユと現地の有力者タン夫人の息子タンとの偽装結婚がある。カミーユはジャン・バチストに会うがフランス警察官を殺したことから逃走を余儀なくされる。逃走を経て共産主義者になったカミーユはエリアーヌとの決別を選択する。ダイナミックな歴史絵巻。2024/01/29