角川ホラー文庫<br> 飼育する男

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角川ホラー文庫
飼育する男

  • 大石 圭【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043572144
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

昔、昔…。春のある午後、少年は森の中で、日にさらされて色褪せた雑誌が落ちているのを見つけた。何げなくページを開いた瞬間、若い女性の全裸写真が視界に飛び込んで来て、思わず息を飲んだ。少年はまだ7歳か8歳だったけれど、そんな少年でさえ、それが普通のものではないことくらい理解できた。幼い少年にとって、それは目が眩むほどの衝撃だった。そして思った。いつか僕もこんなふうに女の人を、と―。

著者等紹介

大石圭[オオイシケイ]
1961年、東京生まれ。法政大学文学部卒。93年、『履き忘れたもう片方の靴』で第三十回文藝賞佳作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

56
今回の作品も大石ワールド全開だった。女性を拉致し監禁して飼育をしてゆく男性の話。もう殆どストーリーとかも有るのか無いのかどちらでも良い感じではあったが、毎度の大石さんの筆力なのだろうか、読みやすくてあっという間に読了した。最後の女性は逃げられたと思ったけど、まさかの展開だった。もしかしてこの話の一番の見せ場だったかも?!それとあとがきが、一番怖かったりしたかも。☆☆☆★★2022/02/01

とも

26
監禁した女性を淡々と凌辱し調教するエグい内容。機械の様に行動し、感情を持ち合わせない男のただただ性欲と支配欲に従った行動に恐怖を感じる。大なり小なり男には支配欲はあるので不覚にもゾクッと興奮してしまったところは正直ある。また自分の愛娘や、飼っている犬には愛情を注ぐあたり、二律背反の感情にも共感はできる。でも人生を奪う拉致監禁には嫌悪感満載。最後、玲奈が逃げ切れそうな場面で安藤にとどめを刺さないのはもどかしさが‥自分ならもう一発脳天に喰らわすなぁと。 なんだかんだと書いたけど好みの一冊ではありました。2020/05/26

ももっち

23
うーむ。無機質にエロい。読んで共感できる人もいる(?)かもしれないけれど、私にゃキツかった。ある意味とてもピュアな話。焦がれて手に入れたコレクションが、女性なだけで、これが虫だったり、フィギュアだったらなんでもない訳で・・。終始、コレクションの収集・調教・絶倫。敬意を払って接しているようで女性はモノ扱い。変態男のファンタジーに近い妄想に徹している。密かに抱いている欲望、願望を言葉にできる人は幸せだ。心の中のどす黒いものを昇華できる。読書は他人の頭の中の邪な夢の国を覗き見る楽しみ。まあ、確かに妄想は自由だ!2016/01/29

佐伯

21
最後の結末いまいちでした‥… もうちょっと練ってほしかったです。 でも内容的には好きです。ありがとうございました。2015/04/07

那由多

17
『コレクター』という古い映画を連想する。複数人の女性を地下に監禁して、労働と陵辱を強制していた事件も海外であったっけ。作家さんが上手なので読めたけど、普通だったら途中で投げ出してたはず。『アンダー・ユア・ベッド』の様なカタルシスは得られないが、あとがきで最高の恐怖を味わう。ヤバイ、ヤバイよ、この人。ニュースでお目にかかる日が無いことを願います。2018/07/31

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