内容説明
歳をとってボケる人とボケない人とがいるのはなぜか?それは、本人の感性の良し悪しに大いに起因する。が、それ以上に、その人を取り巻く家庭環境が、ボケを軽くも重くもしてしまう。約3万人、30年に及ぶ研究と診療実績をもとに開発・実践してきたオリジナルの脳リハビリによる治療症例を紹介しながら、“ボケないための秘訣”を説く。老人性認知症治療の先駆者である著者の、具体的かつユニークな実例が並ぶ医療エッセイ。
目次
第1章 早期の認知症は先手必勝で必ず治る
第2章 ここまで進んだ認知症診断法、最前線
第3章 認知症はなぜ起こるのか?
第4章 ボケない鍵は感性にあり
第5章 今や認知症は治す時代!
付録 早期認知症最新診断テスト
著者等紹介
金子満雄[カネコミツオ]
1934年、長崎県生まれ。長崎大学大学院博士課程修了。ケニア、アメリカで脳外科医として診療活動後、73年、浜松医療センター開設に参画。脳神経外科部長、副院長を経て、2004年3月まで顧問。脳血管障害約5000例の治療を行なう。老人性認知症においては、約3万人という世界でも類を見ない診療実績をもつ。現在、浜松早期認知症研究所所長として老人性認知症の早期発見と治療に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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