内容説明
親がボケると子供もボケやすいのは事実である。しかし、それは遺伝ではない。主な要因は悪い生活習慣が伝わるからなのだ。仕事一辺倒の無趣味な生活、生き甲斐がない毎日、団欒のない家庭…そんな感動の少ない生き方が、自分だけでなく、配偶者、そして、子供や孫にまで悪影響を与え、ボケさせる―。二万七〇〇〇人もの診療実績をもとに、どこからがボケか、その見分け方をわかりやすく解説。家庭で役立つボケ診断テストや、具体的な症例をあげながら、家族による早期発見、早期治療の重要性を説く。ボケない、ボケさせないためのヒントが満載。
目次
第1章 ボケって何だろう?
第2章 前頭前野が壊れたら…奇妙な症状
第3章 ボケはこう見分ける…前頭前野の本質
第4章 新しいボケ診断テストの開発
第5章 ボケはこう診断できる
第6章 最新のPETスキャンによるボケ診断
第7章 最終的には右脳がボケを左右する
第8章 ボケをどう防ぐ?廃用型痴呆はこう治す…
各地講演会におけるQ&A
付録(ボケの早期診断のための神経心理機能テスト;ボケの程度を症状からどう見分けるか)
著者等紹介
金子満雄[カネコミツオ]
1934年、長崎県生まれ。長崎大学大学院博士課程修了。ケニア、アメリカで脳外科医として診療活動ののち、73年、浜松医療センター開設準備に参画。副院長を経て2000年より顧問として治療にあたっている。これまでに二万七〇〇〇人を診療。老人性痴呆の早期発見と治療に取り組み、世界でも類を見ない実績をもつ
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