内容説明
デビューしたのは、山口百恵十四歳、横山やすし十五歳、羽生善治十五歳、郷ひろみ十六歳。宇多田ヒカルは十五歳で日本デビュー。美空ひばりは十二歳でこの名前に改名。二十歳のとき、中森明菜は史上最年少の日本レコード大賞、松田聖子は年収一億二千万円、そして山口百恵は恋人宣言をして芸能界を去っていく。一方、ようやく二十九歳でアントニオ猪木は新団体を旗揚げし、向田邦子は初めての台本を書き、みうらじゅんは長髪サングラス男になり、梁石日は事業に失敗した…。挫折があった、失敗があった、涙があり、最後に成功があった。有名人百八十組の青春。
目次
プロローグ 人生は汗を流した分だけ道は開ける
第1部 十代は模索の時代
第2部 20~24歳は青春謳歌の時代
第3部 25~29歳は萌芽の時代
著者等紹介
神一行[ジンイッコウ]
1946年、長崎県生まれ。作家、評論家。早稲田大学在学中よりジャーナリストとして活躍。四十六歳の時、これまでの世俗を断ち切り、千葉外房で「半隠遁」生活に入る一方、「岬龍一郎」の筆名でも執筆を始める
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
95
各界の著名人達180人が、それぞれ12歳から29歳までカテゴリ分けされており、どんな青春時代を送っていたのかが分かる。その多くは決して順風満帆だったわけではなく、成功の陰には様々な挫折、失敗、涙が… 当たり前だけど、人の数だけそれぞれの人生があり、ムダな過去なんて何一つないんだなと思った。2019/06/09
双海(ふたみ)
9
成功している(と見える)人も、10代・20代の頃は大変だったんだなぁというのがわかりました。同じ人間だものね。2022/05/29
はなー
0
「若い時から逃げ口上を並べているようでは、その人は敗残者である」という言葉がずっしりくる。近頃の若者は、自分は何がしたいのか忘れてしまっている。僕も含めて。2014/05/19
MaL
0
★★★★☆ 貧乏は力なり。2012/10/10
michi
0
いろんな有名人・著名人が、若かりし頃なにをしていたか。年齢ごとにカテゴリされて、1人当たりの文章も短いので、さっさか読めます。 早くから才能に目覚めている者・・はごくわずかで、多くの今活躍しているあの人たちも、若い頃は悩んでいたんだなあと実感できます。2007/06/17
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