内容説明
天皇と皇族は、毎日どんな生活を送っているのか。仕事は何をしているのか。冠婚葬祭や宮中祭祀にはどんなものがあり、それにはどんな人たちが関わっているのか。そして出産、子育てはどのようにされるのか―。戦後、象徴天皇制の下、皇室はわれわれ国民にとって身近な存在になっていったが、その詳しい実態に関してはまだまだ知られていない点が多い。本書は、菊のカーテンの内側をわかりやすくコンパクトに解説。21世紀の国際社会で活躍する、新しい皇室の姿を紹介する。
目次
第1章 皇室の系譜(天皇の地位と皇室制度;天皇・皇族のプロフィール)
第2章 天皇家の生活(天皇の住まいと生活;皇室の経済;皇室の「冠婚葬祭」;皇室の年中行事)
第3章 皇室を支える組織(宮内庁の組織と仕事;「おもて」の代表、宮内庁長官;「おく」の代表、侍従長;皇室を支える人々;宮内庁以外の組織;宮内庁御用達)
第4章 天皇家の親族(元宮家十一家の系譜;天皇家の外戚)
著者等紹介
神一行[ジンイッコウ]
1946年、長崎県生まれ。作家、評論家。早稲田大学在学中よりジャーナリストとして活躍。四十六歳の時、これまでの世俗を断ち切り、千葉外房で「半隠遁」生活に入る一方、「岬龍一郎」の筆名でも執筆を始める
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