コーベット海洋戦略の諸原則

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コーベット海洋戦略の諸原則

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  • サイズ B6判/ページ数 541p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562053452
  • NDC分類 397.233
  • Cコード C0031

出版社内容情報

マハンと並ぶ海の戦略家、コーベットによる歴史的名著が遂に完全新訳で登場。マハンと並ぶ海の戦略家、コーベットによる歴史的名著が遂に完全新訳で登場。
チューダー期から日露戦争までの海軍史研究に基づいて、制海とシーレーン、経済封鎖、統合作戦、限定戦争など現代にも通用する概念を理論化した海洋戦略論の古典。

ジュリアン・スタフォード・コーベット[ジュリアン スタフォード コーベット]

エリック・J・グロゥヴ[エリック ジェイ グロゥヴ]

矢吹啓[ヤブキヒラク]

内容説明

チューダー期から日露戦争までの海軍史研究に基づいて、制海とシーレーン、経済封鎖、統合作戦、限定戦争など、現代にも通用する概念を理論化した古典的海洋戦略論。

目次

戦争の理論的研究―その利用と限界
第1部 戦争の理論(戦争の理論;戦争の性質―攻勢と防勢;戦争の性質―限定と無制限;限定戦争と海洋帝国;介入戦争―無制限戦争への限定的な干渉;限定戦争における強さの条件)
第2部 海の戦いの理論(目標の理論―制海;手段の理論―艦隊の構成;方法の理論―戦力の集中と分散)
第3部 海の戦いの遂行(序言;制海を確保する方法;制海を争う方法;制海を行使する方法)
附録 「グリーン・パンフレット」

著者等紹介

コーベット,ジュリアン・スタフォード[コーベット,ジュリアンスタフォード] [Corbett,Julian Stafford]
1854‐1922年。イギリスの海軍史家、海洋戦略家。ケンブリッジ大学法学部卒。一九世紀末から海軍史の著作を執筆し始め、英海軍大学校で海軍史を講義した。海軍記録協会のために史料編纂を行い、日露戦争および第一次世界大戦の公式海戦史を執筆した

グロゥヴ,エリック・J.[グロゥヴ,エリックJ.] [Grove,Eric J.]
イギリスを代表する海軍史家の一人。ダートマスの英海軍兵学校とグリニッジの英海軍大学校、またケンブリッジ大学、ソルフォード大学、リヴァプール・ホープ大学で教鞭をとった。多数の著書があり、海事研究協会および海軍記録協会の副会長を務める。英国軍事史・海事史委員会会員、王立歴史協会フェロー、米海軍名誉上等兵曹

矢吹啓[ヤブキヒラク]
東京大学文学部卒業、東京大学大学院修士課程修了、東京大学大学院博士課程満期退学。キングス・カレッジ・ロンドン戦争研究科博士課程留学。日本学術振興会特別研究員。主として一九世紀から二〇世紀初頭にかけてのイギリス海軍史・海戦史および日英関係史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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八八

6
近代における海軍戦略に関する著作としてA.T.マハンの『海上権力史論』などの一連の著作は有名である。マハンは戦力の集中とそれによる艦隊決戦を強調したが、その論に関しては賛否両論である。さて、対して本著、コーベット『海洋戦略の諸原則』は海戦史およびクラウゼヴィッツの研究から導き出した論を以て海洋戦略に関して論じる。マハンとは対照的に艦隊決戦を至上とするのではなく封鎖や海上交通路の管制、そして、水陸両用作戦へ着目していることが特徴である。このコーベットの著作は現代でも参照される海洋戦略の古典的名著である。2020/05/09

さっきぃ☆

2
マハンと並ぶ戦略家、コーベットの海洋戦略の諸原則を読みました。英海軍大学で教鞭を執っていたコーベットが纏めた一冊で、第一部でクラウゼビッツとジョミニを参照しつつ戦争理論について展開し、第二部で海洋戦争の理論分析を、第三部で海の戦いについて述べた。特に印象に残ったことは、海洋戦略は大陸戦略に従属するものであり、海洋戦略のみでは目的を達成できず、マハンの理論を批判的に展開し、艦隊決戦よりも現存艦隊の考えを述べた。もし帝国海軍がマハンではなくコーベットの考えを採用すれば陸海連合が成立したのかと考えてしまう。2019/07/01

unflyable

2
海上作戦の戦理とは如何なるものかを歴史的側面から導き出している本。特徴としてはクラウゼヴィッツやマハンを意識した書き方をしており、陸上作戦での戦理との差異や決戦をひたすら求めることの不合理性を解いている。『海上権力史論』同様1600年以降の広い範囲の海戦史を扱っているのでそこら辺の知識が無い自分にとっては少しキツかった。2017/08/13

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