角川文庫<br> 八月の降霊会

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角川文庫
八月の降霊会

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043528028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

富士山麓の山荘に集められた一見何の接点のない人々。誰もが余興と考えていた降霊会はやがて異様さを増し、そして悲劇に幕を開いた。そこに絡まる忌まわしき意図とは――。

内容説明

一通の手紙「降霊会のお知らせ」、すべてはそこから始まった。富士山麓の山荘に集められた一見何の接点もない人々。降霊会、それは単なる娯楽でしかないはずだった。しかし、霊媒師の口から出てきたのは、誰も知るはずのない招待客の秘された過去―。死体、人骨、異様さを増していく山荘。降霊会に絡んだ忌まわしき意図とは?招待客の点が線で結ばれた時、すべての謎が明らかになる。サスペンスフル本格ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SJW

118
若竹さんのコメディミステリーホラーが好きなので、新たなシリーズに挑戦。閉ざされた山荘に招待客が集まり降霊会が始まる。真面目なミステリーかと思ったが、オカルトミステリーサスペンスだった。登場人物も多く、人間関係に注意していたが、エンディングはそれはないでしょ‼️2020/09/22

ダイ@2019.11.2~一時休止

113
降霊会に集められた人たちの謎って感じのクローズドサークルもののミステリーと思っていたらオチはホラー?2016/08/22

ゆのん

74
【お盆だから】富士山麓の山荘に集められた一見何の接点もない人々。彼らは『交霊会のお知らせ』という招待状を貰って集う。霊媒師の口から語られる誰も知らないはずの招待客の秘された過去。徐々に明かされる真の目的。死体、人骨…ページが進む毎に異様さが増していく。サスペンス×ミステリー×ホラーを楽しめる。手紙→山荘→関連性→過去…『金田一少年の事件簿』を思い出す。1922020/08/13

papako

24
面白かった!降霊会招待される一見ばらばらな人たち。それぞれに過去にしばられている。そして、次第に明かされる事実関係。降霊会がいかにも仕組まれたインチキだという風にすすめられる。ここで終わらないのが若竹流。二転三転する真実。見事なホラーとミステリーの融合だと思いました!若竹作品、あと数冊。。。新刊でないかなぁ。。。2013/05/05

k5

21
ゴシックホラーなのですが、文体がミステリ的に良心のある感じのものなので、かえって世界に入り込めないというか、館もののミステリとして読んで分からなくなる作品。正直、そんなにピンとこなかったです。2019/06/29

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