感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
70
虫好きの息子と一緒に。虫の卵やふん、抜け殻、食べた後などが沢山の写真で紹介されています。見慣れているけれど何か分からなかった物の謎が解けます。一番の収穫はドロバチ類の育児巣とクヌギハマルタマフシの虫こぶ。どちらも昨夏、親子で観察する機会があったもので詳しく知ることができて嬉しいです。2021/01/09
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
42
読みたかった1冊。身近な場所の野山や公園、神社などを歩いてみるとたくさんの「虫のしわざ」に出会える。この「しわざ」は、どうやってできたかやその後どうなるのかなどの流れがカラー写真で掲載。子供の頃よく小学校の運動場でみた「おけら」が掲載されていて改めて説明を読んだら、「ジー」と鳴いたり、泳ぎが上手だったりということがわかった。また、網目になったり、葉脈以外はすっかりなくなったりと木の葉の幼虫の食べあとがきれい。でも、きれいだからといって触ると毒針毛で炎症を起こす「しわざ」もあるので気をつけよ。2020/12/21
chiaki
35
タイトルに惹かれ、興味本位で覗いてみましたが背中がゾクゾクします。虫苦手な方、集合体恐怖症の方は見ちゃだめなヤツです。穴のあいた葉っぱなんか見たりすると、「どうやってこんなことになったのかなー?」って思うことがよくあります。そんな、植物につけられた跡から何の虫によるどんなしわざかを辿る図鑑で、昆虫写真家である新開さんが分かりやすく分類した24種類のしわざから230種以上の生きものを紹介!写真・説明が豊富で虫好きさんは飽くことなく眺めるであろうおすすめな1冊。「まきまき」にもいろんな種類があってびっくり!2021/06/29
紫陽花と雨
22
葉のかじりあと、白いスジ、くるくるした葉の塊。木の実や木から出ている粒々、幹にある謎の模様、木の周りに落ちているおがくずみたいな何か。この辺はしわざを察していたのだけれど。驚いたのが置いてある竹筒(切った細い竹置いてあるやつとか)に泥の蓋。中には麻酔で捕まえた虫たちと、新しい卵。うわー!それエイリアンじゃん!!!となった。写真の見覚えのあるあれこれに「そうか、中にいたんですね」と声をかけたくなった(笑)ずっと探している幼虫ちゃんが、隠れている様も知れたので、次のシーズンで探してみたいと思う。2024/10/14
RX78
15
虫が苦手な人は決して見ないでください。葉っぱの穴、木や実に空いた穴が気になる人におすすめです。とても詳しいです。こんな本がほしかった。2020/11/11