内容説明
看護は女性がするもの―それは思い込みにしかすぎません。ナースマンとは、看護職(ナース)を一生の仕事に選んだ男(マン)=看護士さん。今注目の仕事です。主人公は「看護界の坂本龍馬を目指す」新米ナースマン・相馬。先輩にどやしつけられたり、お婆ちゃん患者の純情にほろりとしたり、難病患者との意思疎通に悩みぬいたり。スランプを乗り越えて、「患者と一緒に走るタイプの看護士」に成長するまでの一年間を生き生きと描く、まったく新しい病院ノベルです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハタ
41
男の看護婦 ナースマン。本書が刊行された当時「看護師」という言葉自体が出来たばかりのようで社会的視点を意識した説明がまず印象的でしたが、読み進めていくと人と人との心からの繋がりを大切にする心情描写に次第に心奪われていき、私達は何の為に仕事をしているのか? 私達が生きる意味は何なのか?と広い視野で問われる事が多く新たな気づきを得ることが出来ました。自分もより人を助ける事ができる知識と技術を身につけていきたいです。2016/02/13
Nobuko
5
いまだにあまり聞かない男性看護師 って私が病院に縁がないせいかもですが(^_^;) もっと注目されてなり手が増えるといいなぁ・・2018/01/07
まつけん
4
男性看護師の成長譚。平成12年初版、当時は看護婦と看護士と女性と男性で呼称が異なっていたんですよね。「奇跡は奇跡的に起きるわけじゃない。それぞれの懸命さが連鎖して起きる」といった部分が印象的でした。2015/12/06
hamm
0
☆☆☆☆
梅林ザンギ
0
★★★☆☆




