内容説明
独特のやりかたで「美」を追求し、表現し続けた書家・相田みつを。困難と起伏にみちた自分の道から逃げずに向き合い続けた彼が発したことばの数々は、ときに人生の道に迷うわたしたちの心をそっと勇気づけてくれることでしょう。完全オリジナル編集でおくる、大好評「相田みつをザ・ベスト」シリーズ。
目次
旅
自分の番
人間思慕
草野心平の
わたしは今日の
つまづいたって
自分の花
自己顯示
裸の木蓮
独楽〔ほか〕
著者等紹介
相田みつを[アイダミツオ]
大正13年、栃木県足利市生まれ。書家・詩人。旧制栃木県立足利中学校卒業。旧制中学の頃から短歌、禅に出会い、独特の世界観を書として表現する。昭和59年、『にんげんだもの』出版を機に、多くの日本人の心をとらえ、根強いファン層を拡げた。平成3年12月、67歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りん
14
KADOKAWA読み放題で読了。『にんげんだもの』もちろん存じ上げてましたが、じっくりと読んだのは初めて。紙で手元に置いときたくなりました。2020/03/13
T坊主
4
正月の正の字は一に止まると書く。一とは何ぞや、それは原点、自分の事。自分が自分に止まる、つまり自分が自分になる。それが正。リンゴがリンゴになる。みかんがみかんになる。それが正。2013/12/24
もと
3
文字を読むだけで心が軽くなるんだなあ2024/01/08
マリモ
2
この人の詩は本当に不思議だ。何故だか分からないけど物凄く刺さる。こんなに短い言葉なのにどうしてこんなに心が揺らぐんだろう?2019/12/14
Monty
2
日々の教訓を、シンプルに表現。書道家としての文字と、こんなギリギリな文字が書けるのは素晴らしい。2014/01/01