角川文庫<br> をんな紋―まろびだす川

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角川文庫
をんな紋―まろびだす川

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043435029
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

明治43年10月、豊穣の播磨平野。期待通り豊かな実りを得た村では、娘の嫁入りがあいついでいた。小作人七十人とも言われる大地主の青倉家の長女・柚喜は、明石の女子師範学校に通う十七歳。幼なじみのハルの晴れ姿を、一目でいいから見送りたいと朝いちばんで帰省してきた。三つ違いの妹の佐喜は、「綺麗やったろ?」とまるで自分のことのように誇らしげだ。ひさしぶりに会う彼女は、また愛らしくなったようだった―。秋より深く染めあげられる女たちを描く、生々流転の長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葉芹

6
むむ?三部作なのだろうか。 うん、きっとそう。今年最後の本はよかった。骨太で川の流れのようです。有吉佐和子さんの紀ノ川を思い出します。十分に意識していると思います。柚喜さん佐喜さんの姉妹、これからどうなるんだろう。大正に入ったばかりだからこれからの日本の波のうねりにどんな役割を振られるのか。さあ早速Amazonだ!2011/12/31

パンダネコ

1
何もかもが自由にできないそんな中でも強くあろうとした柚喜。第2部へ続きます。2015/04/28

キムチ

1
同時期に生きた親戚の女性とシンクロする。だからこそ、この選択を貫く性格的なところに魅力を感じ取れず、逆に犠牲にしたもの、人に目をやってしまう。千代・・あなたは偉いけどね・・それだけ2011/08/15

macky

0
☆☆☆☆☆

shinomiya

0
ひなは何故待たなかったのか幼い娘と入水自殺した点は許しがたいたとえ戦時中でも、駄目なものは駄目だ

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