内容説明
「こいつを解剖するとどうなっているのかな…永六輔」「胎盤を食べてみたい…内田春菊」「江戸の屍と現代の死体…氏家幹人」「監察医の推理小説論…阿刀田高」「死体は死なないから怖くない…桂文珍」「ホテルの腹上死は検死が大変…山本晋也」など、10人の多彩なゲストと、検死・法医学の第一人者・上野正彦が深く、明るく、死体を語る。60万部を突破し、衝撃のベストセラーとなった『死体は語る』の対談ライブ版。
目次
明るく楽しく、死を語ろう(永六輔)
人間の体って、ホントよくできている(内田春菊)
江戸の屍と現代の死体(氏家幹人)
死体が語る事実と推理(阿刀田高)
ミステリーと法医学(山崎光夫)
死体からのメッセージ(ひろさちや)
死体は死なないから怖くない(桂文珍)
死者たちとの“再会”を楽しみに(山本晋也)
臓器移植と検死(太田和夫)
医者も音楽家も、豊かな心をもって(前田あんぬ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さくちゃん
7
法医学第一人者の上野先生といろんな分野のゲストとの対談を集めた一冊。特に江戸時代の死体や検死について語られている氏家幹人氏との対談が興味深かったです。江戸は水死体の町だったとか。あとどの対談も腹上死の話の登場率が高くてやっぱりみんな気になっていることは一緒なんだなと変なところで感心してしまいました。2016/08/24
kinkin
5
それにしても上野正彦さん、死体でかなり儲けたのだろうなー2013/04/19
ぼうさん
2
凄いタイトルなので普通は読もうとは思わないけど、読んでみると人生について考えさせられます。こういった本を読む人が増えるとおかしな事件は減るんじゃないかな。2015/10/09
旧式
2
対談形式の本を初めて読んだけどなかなか興味深い話が多かった。しかし腹上死の話はどの対談でもだいたい出てくる笑。個人的には氏家さんとの対談、江戸の検視や死体の話が興味深かった。それにこの本が出版された時代の実際の事件も交えて話してるので、知らない事件ばかりだけど、Wikipediaなどで詳細を見ると更に楽しめる。2014/10/16
丸山政也
0
対談集なのだが、みなさん腹上死について興味津々なのでウケた。2017/04/29