葵の紋を継ぎまして。

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葵の紋を継ぎまして。

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784043301027
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「美喜ちゃん、あとはよろしくね」
叔父の第四代当主、徳川慶朝に託されたのは、歴史ある徳川慶喜家の「家じまい」を果たすという、重い重い役割でした。
約6000点の歴史資料と東京都の史跡指定も受けた約300坪の墓の預け先を探す、一風変わった家じまいの道のりが始まりました。
嫁入りして離れたはずの家の当主になり、日々あわあわと奮闘。
徳川家康の肖像画にそっくりとSNSで話題になったり、あれよあれよと時の人になった著者を、ちょっぴりさみしそうに見つめている旦那さんの姿だったり。
「女性当主」は前代未聞のゆえに、なかなか受け容れてもらえない苦しさもありました。
それでも、歴史に向き合う中で見えてきた、「徳川慶喜家」のすがたとは――。

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 家を継ぐ、というのは、一体どういうことなのでしょう。ふと我に返ると不思議な気持ちになるときもありますが、「現代の大政奉還」なのだと考えるようにしています。徳川慶喜家の歴史はそのまま日本の歴史につながるものであり、その歴史を国にお返しするのが私のつとめと思っています。

(はじめに)
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【目次】

第1章 前当主・アンクルから託された想い
「美喜ちゃん、あとはよろしくね」/子どもの頃から大好きだったアンクル/高松宮妃殿下の遺産 等
第2章 慶喜家の歴史のこと
家康に似すぎて、バズる/実は松平容保の玄孫でもある/会員制クラブは男性限定/沈黙は正義でしょうか 等
第3章 「祭祀承継」の顛末
相続で直面した3つの問題/「お墓」の今/史料、途方もなき棚卸し/葵の紋を背負う時は誇り高く 等
第4章 主婦ときどき当主な日常
「徳川埋蔵金」の真実?/レストランの駐車場取り残され事件/パリへ、ホバークラフトに乗って/気持ちはひとり大河ドラマ 等
※目次は企画中の物で実際の書籍とは異なる場合がございます。

内容説明

徳川慶喜家初の女性当主、家じまいに奮闘。話題沸騰!ABEMA Prime出演で170万回再生!

目次

第一章 前当主・アンクルから託された思い(「美喜ちゃん、あとはよろしくね」;大好きな叔父、アンクル ほか)
第二章 慶喜家の歴史のこと(”一般ピープル徳川さん”;「徳川十二家」とは何か? ほか)
第三章 「祭祀承継」の顛末(相続財産の三つの課題;アンクルの遺言書を守れ ほか)
第四章 主婦ときどき当主な日常(その後の慶喜公;慶喜公のお父さんは「教育パパ」 ほか)

著者等紹介

山岸美喜[ヤマギシミキ]
1968年東京都生まれ。2025年10月24日を以て、第5代徳川慶喜家当主となる。祖父は徳川慶喜の孫・徳川慶光で、徳川慶喜の玄孫に当たる。クラシックコンサートの企画事業を手がけるほか、「徳川将軍珈琲」宣伝大使も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

26
徳川慶喜の孫の孫である著者が、4代目の叔父(独身)の死後、家督を受け継ぎ上野寛永寺の敷地内にある立派な墓所の墓じまい任された経緯を綴ったエッセイ風読み物。徳川家の子孫は本家(名前に家が付く)の他にも尾張だの水戸だの一橋だの田安だのと色々12家もあるそう。そしてみなさんそんなにセレブなわけではないそう。普通にイオンに行くし電車も乗るそう。あと徳川慶喜はかつてはなんとなく卑怯者のイメージでしたが、最近の大河ドラマではけっこう草彅くんとかいいイメージになってて子孫も喜んでいるのではと思ったらそんな話は別になし。2026/08/08

Sato

14
徳川慶喜家の現代ご当主が綴る「墓じまい」「家じまい」体験記。「徳川慶喜家が墓じまいをする」というニュースを見て読んだ次第です。名門も少子化や継承問題には逆らえないのだと知り、我が家の墓じまいに奔走中の身としては妙な安心感がありました(笑)。特に、膨大にある貴重な史料を博物館へ託す決断は本当に現代版「大政奉還」だなと感心。一番大変なのは結局「親族間の調整」というのも、身につまされます。特殊な名家の話でありながら、いつか誰もが向き合う「家のたたみ方」のヒントが詰まった一冊でした。2026/09/07

ぽけっとももんが

9
Twitterで拝見したことがある。たしか豪華なお着物だったか。家じまいのこともちらりと見たような。伯父から徳川慶喜家五代目を継承し、家と墓を終うというミッションに果敢に挑む。徳川慶喜公の孫の孫、とはいえお屋敷に住んだり先祖代々のお宝で左団扇だったりはしないようだ。祭祀継承、家に伝わる史料、公側室まで敷地内にあるお墓、これらを自分の代で終うのは想像を絶する大変さだろう。今後のご活躍も期待いたします。字がすごく大きいのは、ターゲットが高齢者ってコト?2026/10/02

ときわ

9
普通の家ならその姓の人がみんないなくなればその家は断絶。でも彼女は徳川慶喜家をきちんと閉じるためにまず第5代徳川慶喜家当主になった。お墓の問題 遺産の問題 大量の文化財 すべてに道をつけなければいけない。 前当主が美喜ちゃんあとはよろしくねと丸投げしてきたから。 こんな面倒なことをよく引き受けてやったな。親族中から文句をつけられ 味方してくれる人はほとんどいない状態で。本当に感心した!すごい人だ。2026/09/01

hirorin

8
「墓じまい」「家じまい」が頻繁に取り上げられている。独身や子供のいない人が増えているという背景もあるし、核家族化が進み親類縁者も集まる機会も減っているからだろう。あの徳川慶喜家まで!とびっくり。著者は、慶喜の玄孫に当たる。その手続きや実行がとてつもなく大変。一般庶民の家でも揉めること多しなのに由緒あるご家庭なら当たり前か。まず、歴史的資料の散逸への心配、引受先、お墓の敷地も300坪あるそうで、東京都の史跡にもなっている。ほぼ親族の協力を得られず、著者の孤軍奮闘が始まる。意外なことに財産がほぼなかったそう。2026/09/02

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