角川文庫<br> 砂漠の反乱―アラビアのロレンス自伝 (10版)

角川文庫
砂漠の反乱―アラビアのロレンス自伝 (10版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784043145010
  • NDC分類 289
  • Cコード C0123

内容説明

第1次大戦の頃、独立運動の熱風吹くアラビアに投じられたイギリス人ロレンス中尉。やがて彼は、対トルコゲリラ戦のなかで、遊牧民族の無冠の王となっていく。砂漠の民に賭けたひとりの男の、壮大な革命と栄光の叙事詩。

目次

ストーズのジッダ行
フェイサルのもとにおもむく
フェイサルとその募兵
イェンボ付近の牽制
フェイサルの北上
戦略と政略
シリアを目ざして
真の砂漠
族人の饗宴
遊牧民と遊牧生活
海にひらく戦局
アカバ、スエズ、アレンビー
方針の再編成
敵地へ突進して
鉄道爆破
勝利と戦利品
決意を固めて
再び鉄路を越える
奉仕と説教
鉄橋へむかう
列車の捕獲
人間界へ帰る
タフィレ進撃
冬ごもり
マアン包囲戦
輸送と兵站
内紛を精算して
最先鋒に立って
イギリス空軍の協力
トルコ第4軍の壊滅
イギリス軍と会同して
ダマスクス入城
急忙の組閣
解任の願い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイガー@津軽衆

3
通算55冊、11月1冊目読了。話の内容はおおまかには知っていましたが、しっかりと詳細を読んだのは初めてでした。第一次世界大戦の最中のアラブ独立に暗躍したロレンスの物語。最後は悲しい結果に終わります…2018/11/01

wei xian tiang

1
ロレンスの虚像は牟田口義郎「アラビアのロレンスを求めて」で暴かれているが,そもそもトルコからのアラブ人の独立の熱情に身を投じとかなんとかいいながら,アラブ世界の枢要な一角であるエジプトについては,あたらトルコから自立していたものを30年前から英軍が占領して着々と植民地化していた訳で,アラブの解放を語るならまずエジプトをエジプト人の手に委ねよという話にしかならない。2017/09/12

カワセミ440

1
『アラビアのロレンス』良かった。その影響で買った本。予約本が来ないので、20年ぶりに読んでみました。ロレンス氏を扱った別の本を何冊か読んだ後(4冊ありました)ではちょっとまた違った感じがします。映画『アラビアのロレンス』を改めてみて、D.リーンはそういうことも理解して映画を作ってるって事に気づきました。とはいえ、今から100年前の出来事です。情報なんて意図された報道しかない時代です。ロレンスさんの自著伝ですが、まあ、多少の誇張やホラがあるのはご愛嬌って事で。でも、面白い。2012/10/13

mimi

0
あとがきによると「知恵の七柱」から軍事行動など行動面にかんする分をまとめた物、らしい。私にアラブの地名人名に馴染みがないのと、ほぼ行動面にのみスポットを当てているせいか展開がはやいので、分かりづらい感はあった。軍事行動の熱狂とロレンスの陶酔した感じが伝わってくる。日本とはまったく違う世界の雰囲気をうかがい知る事の出来る本。2011/02/28

ntym

0
描写がわかりにくかったりするものの、日本とは全く異なる世界が描かれていて楽しめる。また神出鬼没のロレンスの活躍に、心踊らされる一冊。

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