角川文庫<br> 禅とは何か (改版)

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角川文庫
禅とは何か (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043004010
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C0115

内容説明

世界的禅学者たる著者が禅を平明に概説した講演録をまとめたもの。その現代的学識と深い禅経験によって、初めて禅を学ぶ人には手引となり、久しく学んだ人にも永遠に価値を有する入門書である。

目次

第1回 宗教経験としての禅(宗教経験とは何か;何を仏教生活というか;仏教の基本的諸概念;証三菩提を目的とする禅;心理学から見た禅)
第2回 仏教における禅の位置(宗教経験の諸要素;宗教経験の諸型;宗教としての仏教;楞伽経大意;神秘主義としての禅)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒカル

3
京極夏彦「鉄鼠の檻」を読んで禅に興味を持ち本書を手にしたもの、あっさり挫折。。十数年経ってしまったが先日、白隠禅師を取り上げたTV番組を観て再挑戦。今回はなんとか読了。8割は著者の考える宗教や仏教の定義の話。宗教家だけあって仏教以外の宗教についても造詣が深いようですが、やっぱり禅の話が面白かった。著者は知識を詰め込むよりも経験が大事だと言っているように感じた。2011/04/26

nknskoki

1
①宗教は心理学であり哲学であり情に寄れば柔らかくなりすぎるし理に寄れば堅くなりすぎる ②人間は一代でできているのではなく子孫のことまで考慮しなくてはならない。その点において教育とは重要である ③「苦しい」があるから「楽しい」を感じるのである。寒暖、内外、主客、表裏、光陰、二元論は全て同じである ④動物と人間の違いは経験記憶があることすなわち歴史があること ⑤人間は橋を架けるのに様々な工学知識を結集するが蜘蛛はいとも簡単に本能で巣を張る ⑥林檎一つにおいても科学者芸術家植物学者それぞれで発見するものは異なる2020/04/15

やしの実

0
#1954年10月20日第1刷発行 #1989年6月23日第24刷発行で再読しました #★★★★☆ #インドに発生したシャキャムニ・ブッダの教えは、 #中国に種子を飛ばして“禅”を育み、 #さらにその種子は西洋に飛んで“ZENブディズム”の花を咲かせた。 #心理学者ユングをはじめ、 #数多くの西洋の知性は、 #鈴木大拙が明快に語った“ZEN”の思想の神秘と深遠さに打たれたのである。 #本書は、 #いまなお、 #世界で読みつがれている禅入門の決定版である。 * 難解ではありますが、やはり名著ですね2016/05/06

Hidetaka Ohtsubo

0
自利はやがて他利とならねばならぬ。ここに宗教の精髄がある。本書のタイトルは禅とは何かではあるが、広い意味で宗教を学べる本だ。あいにく昭和41年刊の旧版で読んだが、後書きの通り何度も読まねばならぬと思う一冊。2014/12/04

Takeshi Sano

0
一回読んだだけではよーわからんなぁ2014/03/14

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