内容説明
突然の別れから半年。まだ傷心から立ち直れないスターガールは、レオへの出すことのない手紙を書き続けながら涙に暮れていた。そこにいるのは人がどう思おうと気にしない天真爛漫なスターガールではなく、繊細で傷つきやすい一人の女の子だった。しかし新たな街での超個性的な仲間たちとの出逢いの中で、彼女は再び持ち前の行動力を取り戻し、周囲の人々を魅了していく。愛しくて切ない、スターガールの物語が再び登場。
著者等紹介
スピネッリ，ジェリー［スピネッリ，ジェリー］［Ｓｐｉｎｅｌｌｉ，Ｊｅｒｒｙ］
１９４１年アメリカ、ペンシルベニア州生まれ。ゲティスバーグ大学卒業。ニューベリー賞に輝いた『クレージー・マギーの伝説』ほか数々の作品を発表。詩人で作家でもある妻のアイリーン・スピネッリと共にペンシルベニア在住
千葉茂樹［チバシゲキ］
１９５９年北海道生まれ。国際基督教大学卒業。児童書編集者を経て翻訳家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ワンダー
1
スターガールみたく、ひとつひとつのことに向き合う時間が、皆にあるといいな。あの人のためになにかしてあげようって考える余裕。例えば通りすがりの墓地にいつも見かける知らない男の人のことを考えて、じゃあその人に差し入れしようって考える。悪意が伝染していくのと逆、彼女は光をばらまく。／私も過去に生きるのもうやめたい。2016/12/02
ワンダー
0
朝、したくをしてから、出かける前に読んでいた。登場人物たちのきれいな価値観に影響されて、一日前向きな気持ちになれる。一生読んでいたかった。2014/08/16
あや
0
今回は、手紙形式のお話。自分でカレンダーを作ったり相変わらずだった。私も迷ったりしながらでも、スターガールみたいに自分の本当にやりたいことに突き進んでいけたらいいな。2013/02/15
Mariko Naito
0
瑞々しい、希望のおはなし2012/12/18
greenpeanuts
0
スターガール続編。前作とはまったく違ったテイスト。今回はスターガールからレオへの手紙という形で書かれている。スターガールの女の子らしさがわかるとともに、スターガールも普通の女の子なのだなぁとなんだかがっかりでもあったりする。。ぐだぐだ綴られた手紙ではなく、温かいストーリーがいっぱいつまった優しい物語になっている。前作を読んだかたはスターガールの新しい生活をのぞくような気持ちで読んでもらいたい。2012/06/28
