角川文庫 運のいい人の法則

ワイズマン，リチャード【著】〈Ｗｉｓｅｍａｎ，Ｒｉｃｈａｒｄ〉/矢羽野 薫【訳】

角川書店（2011/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15cm
• 商品コード 9784042982258
• NDC分類 140.4
• Cコード C0198

出版社内容情報

リチャード・ワイズマン博士［リチャードワイズマンハカセ］
著・文・その他

矢羽野　薫［ヤハノ　カオル］
翻訳

内容説明

世の中には、「運のいい人」と「運の悪い人」がいる。英国の心理学者リチャード・ワイズマン博士は、幸運と不運を隔てるものに興味を抱き、「運の科学的研究」を開始した。ちょっとしたアンケートから始まった調査は１０年の長期に及び、協力者は数百人に上った。その結果、博士は「運のいい人」に共通する“四つの法則”に辿り着く。さらに、運は考え方と行動で変えられるという―。世界３０カ国でベストセラーとなった“運”の科学書、待望の文庫化。

目次

１　あなたは運のいい人？（運のパワー；ラッキーな人生、アンラッキーな人生）
２　運を鍛える四つの法則（チャンスを最大限に広げる；虫の知らせを聞き逃さない；幸運を期待する；不運を幸運に変える）
３　幸運な人生をつかむために（幸運のレッスン；幸運のワークショップ；より幸せな人生をめざして）

著者等紹介

ワイズマン，リチャード［ワイズマン，リチャード］［Ｗｉｓｅｍａｎ，Ｒｉｃｈａｒｄ］
図書館で見つけた本に惹かれ、１０歳でマジックに目覚め、２０代前半には世界を舞台に活躍するようになる。その後、マジックの裏にある人の心理に強い関心を持ち、ロンドン大学で心理学を専攻、エジンバラ大学で博士号を取得、ハートフォードシャー大学で研究室を持つまでになる。研究者として活躍する傍らビジネス・コンサルタントとして企業で講演することも多い

矢羽野薫［ヤハノカオル］
慶應義塾大学卒。会社勤務を経て翻訳者に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ehirano1]

研究結果に基づいた「運」についての著者の見解。このような研究があること自体に驚きとデータである程度説明できる嬉しさを感じます。「運」をある程度左右するのは直観に従うかどうか。そうしてその直感を磨く/高めるにはリラックスや瞑想が効果的とのこと。瞑想はナイトルーティンで出来るようにしたいなと思いました。

2024/09/03

[デビっちん]

再読。運のいい人は適切なタイミングで適切な場所にいる不思議な能力があるようです。そういう風になるための思考や行動様式を科学的に解説してくれています。健康面で悩みや不安がある人は、実は運が悪いことが影響しているという言及には驚かされました。

2018/12/12

[デビっちん]

再読。落ち着いていることも運をよくする要素の1つということに気づきました。振り返ると、感情に振り回されてばっかりなときは、良くないことが続いていたような気がします。早速、イベントと感情を切り分けることを強く意識したら楽になりました。心も体も楽になれば、運もよくなると思うのです。

2019/02/07

[デビっちん]

再読。運は天に任せるものでももともと備わっているものでもなく、スキルで確率を上げることができるとわかります。法則とタイトルに記載されているように、運を定量的に計測し科学しているのですから。運ってスキルで良くすることできるから、という一言とその背景にある論理的な説明を聞いてから運がよくなりました。

2019/05/30

[黒木 素弓]

大量のデータに基づき、運のいい人と悪い人の考え方や行動の違いをまとめていて、とてもわかりやすい。 そして、運が良い生き方をするためのレッスンをまとめてあるので、たいへんありがたい。 実践♪どうせなら満足して生きていきたい。

2018/05/19