出版社内容情報
本当の「王子」に出会える、新訳決定版!!砂漠のまっただ中に不時着した飛行士の前に現れた不思議な金髪の少年。少年の話から、彼の存在の神秘が次第に明らかに……生きる意味を問いかける永遠の名作、斬新な新訳で登場。
サン・テグジュペリ[サンテグジュペリ]
著・文・その他
管 啓次郎[スガ ケイジロウ]
翻訳
内容説明
砂漠に不時着した主人公と、彼方の惑星から来た「ちび王子」の物語。人の心をとらえて離さないこの名作は、子供に向けたお伽のように語られてきた。けれど本来サン=テグジュペリの語り口は淡々と、潔い。原文の心を伝えるべく、新たに訳された王子の言葉は、孤独に育った少年そのもの。ちょっと生意気で、それゆえに際立つ純真さが強く深く胸を打つ―。「大切なことって目にはみえない」。感動を、言葉通り、新たにする。
著者等紹介
サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド[サンテグジュペリ,アントワーヌド][Saint‐Exup´ery,Antoine de]
1900.6.29‐1944.7.31。フランス・リヨン生まれ。兵役で航空隊に入り、除隊後は民間の航空会社でパイロットとなる。26歳で作家活動を始め、1929年に最初の小説となる『南方郵便機』、31年に『夜間飛行』(仏フェミナ賞)、39年に『人間の土地』(仏アカデミー・フランセーズ文学賞)、そして43年に本作を発表し、人気を博す。第2次大戦で召集され、除隊になり、その後また志願して偵察隊に復帰。コルシカ島から出撃したまま、地中海上空で消息を絶つ
管啓次郎[スガケイジロウ]
1958年生まれ。比較文学者、詩人。明治大学大学院理工学研究科ディジタルコンテンツ系教授。訳書にベンダー『燃えるスカートの少女』、アジェンデ『パウラ、水泡なすもろき命』、コンデ『生命の樹』他多数。著書に『斜線の旅』(読売文学賞受賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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(C17H26O4)
大福
けいご
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