内容説明
FBI捜査官ストラムが死体となって見つかる。ジグソウの後継者と疑われていたストラムの死で、一連の事件に終止符が打たれたかのように思えた。しかし、ストラムの上役だったFBI捜査官のエリクソンは、世間のそうした風評に疑問を抱き、ホフマン刑事の周辺を調べ始める…。一方、元妻ジルは、ジグソウの遺言と遺品を目の前に、思案に明け暮れるのだった…。またしても始まる新しいゲーム。果たして、ジグソウの真の後継者は誰なのか。
著者等紹介
行川渉[ユキカワワタル]
1970年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ともかず
37
はやホラーではなくサスペンスものと成り果てている本作だが、別にそのことをとやかく言うつもりはない。ソウシリーズにある別の面白さはまあまあ健在だから。ただなー、ソウ6ならソウ6内で、ある程度のオチはつけて欲しいんだよなー。推理もので例えるなら、『殺人事件が起きて証拠探しや推理を詰めていく探偵。そうか、犯人がわかったぞ!と探偵が閃くところで本巻は終わり。次巻で探偵が犯人に指を突きつける!』みたいなのはまあ許せる。けどソウ6だともはや殺人事件がまだ起きてる最中で本巻は終わる。2017/09/25
じゅんぢ
30
ウィリアムに仕掛けられた最後のゲームがシリーズ上、一番えぐい。初代ジグゾウはそれだけウィリアムに対して静かに怒っていたんだと思う。2018/08/19
のりすけ
19
SAWもいよいよ残りわずか。6ではジグソウが保険屋のウィリアムに対する私怨を晴らしてるようにしか見えなかった。映画では。ホフマンってば、どんどんイヤなキャラになっていくじゃない。最後の審判、あの子のトラウマになるんちゃうか?ってくらいエグい亡くなり方です。やっぱ映像でも観ていただきたいなぁ…無理なものは無理なんだろうけど、グロはなれるんですよね(経験者)。2019/09/11
神太郎
17
5までは映画で見てたんだけど正直5で映像としては辟易してしまい、文章で読もうと。正直4からはゲーム性も変わり、それはそれでいいけどやはりホフマン違うだろ?と言いたい。でも、あのゲームに使う殺人機械をコツコツ作ってるんだよな、こいつって思うと少しほっこりしますが、やってることはなぁ……。最終章は~どうしようかなぁ~。2015/07/22
ちゃちゃ
13
凄いなあ~。まさに,「死せる孔明,生ける仲達を走らす」という感じですなあ。そうか,死んだ人間にもしっかり主張ができるのだ・・・。その辺りのゲームの「進行」は流石と言わざるをえないかも・・・。結局,誰もジョンのように先を読んで冷静に行動することは無理なのだということなのかな。もうすぐファイナル!(本当に?)2011/08/16