内容説明
夫の愛と美貌を取り戻すため、禁断の餃子を口にした女。恐ろしい中身を知った日から、永遠の悪夢が始まる―(『餃子』)。哀しみをたたえた若き女流作家の隠された過去。その謎の鍵を握る男が夢から現われ、幻と現実が交錯する悲劇に巻き込まれてゆく―(『箱』)。誰もが羨む成功を手にした映画監督を襲う悪夢の夜。目の前で妻を人質にされ、狂気と悪心が剥き出しになる恐怖―(『カット』)。愛と美と幻想の極上トリロジー。
著者等紹介
行川渉[ユキカワワタル]
1970年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむり
55
餃子のお話が一番グロいし、物語も良かった。けれど、グロ描写はわりとあっさりしてて、いうほど気持ち悪さを感じなかった。お正月から読む本じゃないよね(笑)2015/01/01
眠る山猫屋
17
残酷なギミックに満ちた3つの物語。香港では、若返りの餃子のレシピ、日本では双子の少女たちの愛憎、韓国では映画監督を襲う理不尽な災難。けっこうヒリヒリ来ます。2018/02/02
maya(*ᴗˬᴗ)
8
01話目02話目03話目、どれもがキモ怖ホラー!!人間のそれぞれの欲望とゆうか、願望…。。03話とも、それぞれ濃い話だった。映画化もされてるみたい。でも、文字でここまでキモ怖だから、映像で見る勇気ないですね(笑)キモかったけど、おもしろかった!!2012/03/01
のりすけ
2
映像にしたら面白いのかもですが、ノベライズは…意味がわかんないよ!特に日本のやつが。「餃子」は、映画「ホラーストーリーズ」にも同じようなネタがあったよね。あっちは●●じゃなくて、■■が原材料だけど。2014/10/25
ちくわ
2
とにかく餃子のグロさがやばい。後味が悪すぎる2014/01/29
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