内容説明
スカイネットが地球を支配しつつある未来。ジョン・コナー率いるレジスタンスは、仲間の強い結束で善戦するも小隊のため司令部からは冷遇される。一方、廃墟となったロサンゼルスで肩を寄せ合って生き延びる人々の中に、16歳のカイル・リースがいた。コナーが大胆な奇襲攻撃を計画したとき、人々はターミネーターたちによる殲滅戦にさらされようとしていた…。『ターミネーター4』直前の、コナーとリースの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
色々甚平
10
映画「ターミネーター4」の数カ月前の話。解説でも書かれているが「ソツのない出来」。読んで登場人物把握しておくと映画が少し楽しくなる程度で直接的に関わるわけではなかった。ただ映画でも出るがレジスタンスでない人間たちに焦点になっているのが特徴に思えた。正面から戦わず細々暮らしているのだが、レジスタンス本部は集落を餌にしてターミネーターを一網打尽にする作戦を取る。結果、作戦成功するが集落はほぼ全員死亡という結果で人間側が完全勝利する未来が全く見えない。またT600やHKが脅威であるのも感じられる。2016/08/31
ハブ君
0
映画T4の直前のお話。何を考えているのかわからない圧倒的な力を持つ敵との戦いを人間側からの視点のみでわかりやすく描かれているので読みやすい。HKが雑魚に見えて、T600の性能が残念にしか見えないのはレジスタンスが強すぎるせいなんでしょうかね。2012/04/30