内容説明
１２人のリテラリー・グールメを迎えて、文学の名作品に登場する料理を再現、それを賞味しながら繰り広げられる、軽妙洒脱な“人生論”
目次
１．モネとタルト・タタン（ゲスト・辻邦生夫妻）
２．ジェイン・オースティンのカレー（ゲスト・丸谷才一夫妻）
３．トーマス・マンの肉料理（ゲスト・中野孝次夫妻）
４．『白鯨』のクラム・チャウダー（ゲスト・開高健）
５．ロシア皇帝のボルシチとキャヴィア（ゲスト・原卓也夫妻）
６．『細雪』の会席料理と“日本の洋食”（ゲスト・湯木貞一）
７．『デカメロン』の鶏料理（ゲスト・小松左京夫妻）
８．舌と知識で味わう“本当の中国料理”（ゲスト・山崎正和夫妻）
９．『美味礼讃』とフランス料理のエッセンス（ゲスト・清水徹夫妻）
１０．理想的アメリカ人の野菜料理（ゲスト・本間長世夫妻）
１１．中世パリ市民のソースはニッキの香り（ゲスト・木村尚三郎夫妻）
１２．「おいしい」言葉をいくつ知っていますか（ゲスト・大岡信夫妻）
