出版社内容情報
モーセの出エジプトにまつわる黄金の秘宝の謎に、二人のアメリカ人冒険家が挑む。国際謀略渦巻く危険な中東に進入した彼らが発見したものは、驚愕の歴史的事実だった！ 彼らは秘宝を発見できるのか？
内容説明
旧約聖書の時代。モーセと共にユダヤの民がエジプトを脱出したとき、黄金の秘宝をシナイ山に隠したと言われる―。そして現代。二人のアメリカ人冒険家の元に、シナイ山についてのある情報がまい込んだ。シナイ山には黄金が埋まっている可能性が高く、しかもその山はエジプトにではなく、サウジアラビアにあるという。旧約聖書を読み解き、シナイ山がサウジにある確信を深めた二人は、軍事的緊張の真っ直中の中東へと旅立った―。事実が小説を凌駕する驚愕のノンフィクション。
目次
プロローグ 下山
第１部 プロジェクト・ファルコン
第２部 神の呼ぶ声
第３部 海の真っ直中へ
第４部 荒れ野へ
第５部 約束の地
エピローグ
著者等紹介
ブルム，ハワード［ブルム，ハワード］［Ｂｌｕｍ，Ｈｏｗａｒｄ］
元「ニューヨーク・タイムズ」記者。調査した事実をもとに見事な作品を書きあげるストーリーテラーであり、何冊ものベストセラーを出版している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あきひと
0
モーセの聖地シナイ山はサウシのラウズ山、シナイ半島にはない
コギコギ555
0
旧約聖書に出てくる、出エジプト記に記されているシナイ山。シナイ半島にある山でしょ？って思っていたら…。モーセの秘宝、ホントのシナイ山の姿と位置、確かに言われてみれば、気になるかもと思い読み進めるも、読了するまでにかなり苦労。ノンフィクションだからなのか、なんなのか、ともかく、読んでいてすぐに眠くなってしまう。読み終えて、中東地域の聖書絡みの考古学は現代政治にかなり翻弄されてるなあと感じました。2014/07/21
