角川文庫<br> マイ・アメリカン・ジャーニー“コリン・パウエル自伝”―統合参謀本部議長時代編

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角川文庫
マイ・アメリカン・ジャーニー“コリン・パウエル自伝”―統合参謀本部議長時代編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784042874034
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0198

内容説明

米陸軍総軍司令部の最高司令官、次いで統合参謀本部議長に就任したパウエルに心の休まる時はなかった。フセインのクウェート侵攻に始まった、イラクとの息詰まる長く険しい戦い―世界が米国の一挙一動に注目した湾岸戦争を指揮することになる。クリントン政権誕生と共にその職務を退役するまでの、報道では窺い知ることのできなかった秘話を綴った統合参謀本部議長時代を収録し、自伝ついに完結。

目次

第1章 最後の指揮
第2章 「議長、問題が生じました」
第3章 最大の敵を失ったとき
第4章 砂漠に引いた線
第5章 すべての戦争は終わらなければならない
第6章 最高司令官の交替
第7章 退役
第8章 武器よさらば

著者等紹介

パウエル,コリン・L.[Powell,Colin L.]
ジャマイカ系移民の子としてニューヨークのハーレムに生まれ育つ。ニューヨーク市立大学をへて、米軍に入隊。軍人として朝鮮戦争、ベトナム戦争を体験し、国防総省に勤務。その後、統合参謀本部議長に任命され、湾岸戦争を指揮した。このほど、ブッシュ政権で、黒人初の国務長官に就任

パーシコ,ジョゼフ・E.[Persico,Joseph E.]
1930年、ニューヨーク生まれ。ニューヨーク州立大学を卒業し、朝鮮戦争に中尉として従軍したのちNATOのナポリ本部に移る。合衆国情報庁に在籍していた時は、ブラジル、アルゼンチン、ワシントンを歴任、スピーチライターとして11年間ニューヨーク市長を、のちにネルソン・ロックフェラー副大統領を支えた。著書多数
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高橋 橘苑

17
エピローグでジェファソンの言葉を引用している「全ての国民は、自然と幸運が自分にもたらした報奨金の多寡に応じ、国家に奉仕して、その負債を返す義務がある」。ケネディの有名な演説を彷彿とさせる引用は、アメリカンドリームの体現者としての側面と、神に祝福された国に生まれたと信じる人の、ささやかではあるが楽観的で独善的な推進力を感じないだろうか。ともあれ、人柄を感じさせる良い自伝だと思う。そして、ベトナム戦争を教訓とした、湾岸戦争に於ける手腕は、第五章のタイトル「全ての戦争は終わらなければならない」に要約されている。2016/12/08

あきひと

0
陸軍軍人時代のエピソード

キミ兄

0
☆☆☆☆。2010/02/01

0
20010325

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