内容説明
インド洋で演習中の米海軍最新鋭ニミッツ級空母トマス・ジェファソンが、何の前触れもなく大爆発を起こした。米海軍始まって以来の大惨事に世界中を衝撃が走る。事故で兄を失ったボールドリッジ海軍少佐が事件を調査すると、かつて旧ソビエト軍が所有し、現在は行方不明の潜水艦が事件に関わっていた可能性が浮上する。しかし誰が乗り込み、どこから現れ、どうやって射程距離に接近したのか？その潜水艦は今どこに潜伏しているのか…。アメリカ海軍の威信をかけた秘密作戦が始まった！迫真の本格軍事スリラー。
著者等紹介
ロビンソン，パトリック［Ｒｏｂｉｎｓｏｎ，Ｐａｔｒｉｃｋ］
イギリス、ケント州出身。ジャーナリストとして活躍、出版業界にも身を置いたことがり、多数の著作がある。代表的な作品は、『Ｄｅｃａｄｅ ｏｆ Ｃｈａｍｐｉｏｎｓ』（レーガン大統領がウィンザー城でアメリカから英国女王への公式な贈り物とした）、『Ｂｏｒｎ ｔｏ Ｗｉｎ』（オーストラリアＩＩ艇長のジョン・バートランドとの共著）、『Ｔｒｕｅ Ｂｌｕｅ』（ダン・トポルスキイとの共著）、『Ｏｎｅ Ｈｕｎｄｒｅｄ Ｄａｙｓ』（サンディ・ウッドワード提督との共著）。フィクションとしては『ニミッツ・クラス』がデビュー作である。現在、アイルランドとイギリスに住んでいる
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感想・レビュー
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かんとり
3
タイトルと表紙で読んでみたが… 原子力空母の紛争物かと思ったが、空母の部分はあっさり消滅！ 軍事スリラー物の謎解きに終始し、ネイビーシールズの作戦と潜水艦の海峡通過は、物語の厚みを増すための盛に過ぎない。 はっきりいって☆二つでした。 2017/01/11
ニミッツクラス
1
アカウントと同じ名前の小説があるとは思わなかった。この級の空母の動力は原子力で、通常大統領名が冠せられ、レーガンの後のブッシュまでが就役し、それが殿艦となっている。次世代空母はフォード級で、15年に同名艦が就役予定。本書では第3代大統領名を冠した「トマス・ジェファソン」が登場するが、実際には存在しない空母で、作中でも艦籍番号には言及していない。内容はとても面白い。空母群、特殊部隊、潜水艦、西側や中東と東側の国々の軍備状況、その諜報機関、そして最小限のロマンスと、各々が判り易く描写されている。★★★★★☆2012/01/05
エイサノオト
0
日本の潜水艦、潜水艦乗りさんも優秀だと思うんだけど、まったく出てこないんだなあ。2019/12/14
