内容説明
パリに住む著名なアメリカ人作家の家に、フランス人の男の子が養子としてやってきた。ひとり娘のシャンヌはそのとき4歳。いきなり家族の一員となった弟に複雑な感情を抱く。しかし父母の愛情によりいつしか4人は本当の家族よりも深い絆で結ばれる―。シャンヌと弟、シャンヌと父親との心の絆と成長を描いた心温まる物語。本書は高名な小説家ジェイムズ・ジョーンズの娘として生まれたケイリーの、異国で育った体験に基づいて書かれた自伝的小説。
著者等紹介
ジョーンズ,ケイリー[Jones,Kaylie]
1960年パリ生まれ。パリの学校に通った後、1974年にアメリカに移住。ウェスリアン大学で学士号を、コロンビア大学で創作文筆の修士号を取得。モスクワのプシュキン・インスティテュートにてロシア語を学ぶ。ニューヨーク市公立学校の駐在作家の地位を得、またロングアイランド大学サウサンプトンキャンパスでMFAプログラム創設に関与し、創作文筆も教える。『ジャンヌのパリそしてアメリカ』は彼女にとって三作目の小説
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