内容説明
三十代、独身。恋をしたい、恋人が欲しい。だけど全てを投げ捨てられるほど子供じゃない。現実は痛いほど身に染みてるけど、夢もまだまだ捨てられない。親の干渉したい気持ちも分かるけど、わずらわしいばかり…。看護婦のエリンと元配管工で海洋生物学者を目指す学生のアランもそんな二人。毎朝同じ電車で通勤する彼らは車内で、水族館で、様々な街角ですれ違う。恋に、仕事に、人生に悩むこの二人は出会いそうで出会わない。恋までの一番甘く、そしてスリリングな瞬間をリアルに描く、大人のラヴストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yokomitz
1
この山吹色一色の表紙に惹かれて、迷わず手にしました。それが、確か2000年。僕の人生で「灰色の時代」、今で言う「黒歴史」だった1年。この映画ノベライズ版は、心に沁みました。
